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【東京大賞典】横山武「初めての古馬対戦でしたし、また改めてです」3歳ダート二冠馬ナチュラルライズは11着大敗
7時間前
今年の3歳ダート二冠馬ナチュラルライズは、ナルカミの後塵を拝し2着だったジャパンダートクラシック以来の参戦。戦前からナルカミとのハナ争いが注目されており、スタートでは一旦控える構えを見せるも1コーナーではハナへ。向こう正面の入りではやや2番手を離し気味に逃げるも、3コーナーではナルカミがぴったりと番手に付いてくる。
ミッキーファイトがいつものように早めに上がってきたこともあり、4コーナーまでに後続に迫られると抵抗できず。内にモタれるような格好になり11着でのゴールとなった。それでも横山武史騎手は精神面での成長を口にし、初めての古馬との戦いでの頑張りを讃えた。
11着 ナチュラルライズ
横山武史騎手
「難しい枠だなとは思っていたのですが、勝つには逆にこの内枠のほうが良いんじゃないかとも思っていました。ラチ沿いピッタリを走れますし、ナルカミとの先行争いで脚を使う形にはなってしまいましたけど、この子の一番力を発揮しやすいパターンに持ち込めたのは良かったです。キャンターのおろしもいつもより落ち着いていたので、そこは調教の成果かなと感じます。コンスタントに競馬も走っていますし、見えない部分の疲れがあったのかなと思います。いつもなら4コーナー、もう少し踏ん張れる馬ですし。初めての古馬との戦いでしたし、また改めてですね。馬はよく頑張ってくれました」
レース結果、詳細は下記のとおり。
12月29日、大井競馬場で行われた9R・東京大賞典(G1・3歳上・ダ2000m)は、矢野貴之騎乗の7番人気、ディクテオン(せん7・大井・荒山勝徳)が勝利した。クビ差の2着に1番人気のミッキーファイト(牡4・美浦・田中博康)、3着に4番人気のアウトレンジ(牡5・栗東・大久保龍志)が入った。勝ちタイムは2:04.3(重)。
2番人気で戸崎圭太騎乗、ナルカミ(牡3・美浦・田中博康)は、6着敗退。
【動画】地方馬20年ぶりの東京大賞典制覇捩じ伏せるような差し切り

大井所属のディクテオンがJRA勢を捩じ伏せた。今年のコリアカップに次いでの大金星。ゴール前では押し切りを図った断然人気馬ミッキーファイトに外から襲いかかる。ゴール前では力強くクビだけ差し切っていた。
ディクテオン 31戦11勝
(せん7・大井・荒山勝徳)
父:キングカメハメハ
母:メーデイア
母父:キングヘイロー
馬主:G1レーシング
生産者:追分ファーム
【全着順】
1着 ディクテオン 矢野貴之
2着 ミッキーファイト C.ルメール
3着 アウトレンジ 松山弘平
4着 キングズソード 岩田望来
5着 ホウオウルーレット 岩田康誠
6着 ナルカミ 戸崎圭太
7着 ナンセイホワイト 安藤洋一
8着 グランブリッジ 川田将雅
9着 シーソーゲーム 笹川翼
10着 ナイトオブファイア 吉原寛人
11着 ナチュラルライズ 横山武史
12着 ベルグラシアス 町田直希
13着 ヒーローコール 桑村真明
14着 バハルダール 藤田凌
15着 パッションクライ 張田昂
出走取消 アラジンバローズ 下原理
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