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【東京大賞典】戸崎「最後は反応し切れなかったです」2番人気ナルカミはまさかの6着

東京大賞典・ナルカミと戸崎圭太騎手 (C)Hiroki Homma

 チャンピオンズCでは13着と1番人気を裏切る結果となってしまったナルカミ。それでも不来方賞、ジャパンダートクラシックと重賞連勝した力を信じたファンが2番人気に推した。スタートは良くハナへ行くかと思われたが、内からナチュラルライズが主張してきて2番手に収まる。

 3コーナー過ぎでミッキーファイトが先団後ろからじわりじわりと上がって並ばれると、戸崎圭太騎手の手が動き始める。4コーナーまではミッキーファイトに抵抗していたが、直線では外から交わされ、内からアウトレンジにも抜かれると余力なく下がってしまった。最後はキングズソード、ホウオウルーレットにも交わされ6番手でのゴール。2走続けて本来の力を出しきれなかった。

6着 ナルカミ
戸崎圭太騎手
「ハナに行こうかなと思ったんですが、1番が主張してきたので行かせて2番手で。一番気を付けていたのはテンションだったのですが、すごく落ち着いていて良い感じで迎えられました。2番手でも落ち着いて走れてはいたんですが、最後はちょっと反応し切れなかったです」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 12月29日、大井競馬場で行われた9R・東京大賞典(G1・3歳上・ダ2000m)は、矢野貴之騎乗の7番人気、ディクテオン(せん7・大井・荒山勝徳)が勝利した。クビ差の2着に1番人気のミッキーファイト(牡4・美浦・田中博康)、3着に4番人気のアウトレンジ(牡5・栗東・大久保龍志)が入った。勝ちタイムは2:04.3(重)。

 2番人気で戸崎圭太騎乗、ナルカミ(牡3・美浦・田中博康)は、6着敗退。

【動画】2番人気ナルカミは踏ん張るも6着…東京大賞典

捩じ伏せるような差し切り

東京大賞典・ディクテオンと矢野貴之騎手 (C)Hiroki Homma

 大井所属のディクテオンがJRA勢を捩じ伏せた。今年のコリアカップに次いでの大金星。ゴール前では押し切りを図った断然人気馬ミッキーファイトに外から襲いかかる。ゴール前では力強くクビだけ差し切っていた。

ディクテオン 31戦11勝
(せん7・大井・荒山勝徳)
父:キングカメハメハ
母:メーデイア
母父:キングヘイロー
馬主:G1レーシング
生産者:追分ファーム

【全着順】
1着 ディクテオン 矢野貴之
2着 ミッキーファイト C.ルメール
3着 アウトレンジ 松山弘平
4着 キングズソード 岩田望来
5着 ホウオウルーレット 岩田康誠
6着 ナルカミ 戸崎圭太
7着 ナンセイホワイト 安藤洋一
8着 グランブリッジ 川田将雅
9着 シーソーゲーム 笹川翼
10着 ナイトオブファイア 吉原寛人
11着 ナチュラルライズ 横山武史
12着 ベルグラシアス 町田直希
13着 ヒーローコール 桑村真明
14着 バハルダール 藤田凌
15着 パッションクライ 張田昂
出走取消 アラジンバローズ 下原理

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