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【東京大賞典】松山「上位2頭強かった」アウトレンジは地力見せて3着

東京大賞典・アウトレンジと松山弘平騎手 (C)Hiroki Homma

 今年の帝王賞でミッキーファイトとタイム差なしの2着に迫ったアウトレンジ。外枠15番からのスタートとなったが、積極的に出していきインの3番手を確保。向こう正面でもやや押っ付けながら追走し、直線に向くと最内ナチュラルライズとやや外に膨れたナルカミの間へ誘導。松山弘平騎手の右ムチに応えて良く抵抗するも、1着ディクテオンから0.3差遅れての3着。それでも近2走と比較すると大健闘と言え、改めて大井巧者ぶりを示す結果となった。

3着 アウトレンジ
松山弘平騎手
「良い状態で持ってきてもらえましたし、今日はスタートも良く前2頭を見ながらその内で脚も溜められました。直線向いたときは前半は内で溜められた分、なんとか交わせないかなというところだったんですが、上位2頭も強かったです。ただ、アウトレンジもそれに劣らない良い競馬をしてくれたと思います。相手も強かったですが、よく頑張ってくれました」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 12月29日、大井競馬場で行われた9R・東京大賞典(G1・3歳上・ダ2000m)は、矢野貴之騎乗の7番人気、ディクテオン(せん7・大井・荒山勝徳)が勝利した。クビ差の2着に1番人気のミッキーファイト(牡4・美浦・田中博康)、3着に4番人気のアウトレンジ(牡5・栗東・大久保龍志)が入った。勝ちタイムは2:04.3(重)。

 2番人気で戸崎圭太騎乗、ナルカミ(牡3・美浦・田中博康)は、6着敗退。

【東京大賞典】ルメール「2000mの距離はギリギリ」断然人気ミッキファイトはゴール前で力尽き2着

捩じ伏せるような差し切り

 大井所属のディクテオンがJRA勢を捩じ伏せた。今年のコリアカップに次いでの大金星。ゴール前では押し切りを図った断然人気馬ミッキーファイトに外から襲いかかる。ゴール前では力強くクビだけ差し切っていた。

ディクテオン 31戦11勝
(せん7・大井・荒山勝徳)
父:キングカメハメハ
母:メーデイア
母父:キングヘイロー
馬主:G1レーシング
生産者:追分ファーム

【全着順】
1着 ディクテオン 矢野貴之
2着 ミッキーファイト C.ルメール
3着 アウトレンジ 松山弘平
4着 キングズソード 岩田望来
5着 ホウオウルーレット 岩田康誠
6着 ナルカミ 戸崎圭太
7着 ナンセイホワイト 安藤洋一
8着 グランブリッジ 川田将雅
9着 シーソーゲーム 笹川翼
10着 ナイトオブファイア 吉原寛人
11着 ナチュラルライズ 横山武史
12着 ベルグラシアス 町田直希
13着 ヒーローコール 桑村真明
14着 バハルダール 藤田凌
15着 パッションクライ 張田昂
出走取消 アラジンバローズ 下原理

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