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【高知・金の鞍賞】トサノシュジンコウが惜敗続きに終止符

金の鞍賞・トサノシュジンコウと多田羅誠也騎手 (C)高知県競馬組合

 12月28日、高知競馬場で行われた6R・金の鞍賞(2歳・ダ1400m)は、多田羅誠也騎乗の2番人気、トサノシュジンコウ(牡2・高知・工藤真司)が快勝した。1.1/2馬身差の2着にザガラ(牡2・高知・工藤真司)、3着にジョウショーボビー(牡2・高知・雑賀正光)が入った。勝ちタイムは1:34.0(良)。

 1番人気で永森大智騎乗、クスダマ(牡2・高知・雑賀正光)は、12着敗退。

 レース序盤、サンフラワームーンが先行、ザガラ、クスダマ、キッサキらが続いて先団を形成、やや離れてトサノシュジンコウらが続く。3コーナー過ぎ、後続を離しにかかるサンフラワームーンがペースを上げ、じわじわとリードを広げつつ最終コーナーを通過。逃げ切りを狙うサンフラワームーンに直線終盤で一気に追い上げたザガラとトサノシュジンコウが迫り、執念で伸びたトサノシュジンコウが抜け出し2着ザガラに1.5馬身差で勝利した。惜敗が続いたトサノシュジンコウ、初の重賞勝利を果たした。

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「調子が良かった」

1着 トサノシュジンコウ
多田羅誠也騎手
「人気になりながらも勝ちきれないレースがあったので今日勝てて本当に良かったです。調教で馬の足りないところを探りなら色々試しながら思考錯誤したので、それがレースにばちっとはまった感じがあってよかったです。今日は返し馬から気合いが乗ったような感じもあり、3コーナーで指示を出したらハミをかんでくれたので本当に調子が良かったと思います。まだまだこれからですけど今日勝ててひと安心です」

トサノシュジンコウ 6戦3勝
(牡2・高知・工藤真司)
父:マインドユアビスケッツ
母:ヒムカ
母父:ゴールドアリュール
馬主:嶋田亘克
生産者:三好牧場

【全着順】
1着 トサノシュジンコウ
2着 ザガラ
3着 ジョウショーボビー
4着 サンフラワームーン
5着 カレンヒナタ
6着 キッサキ
7着 エアロノート
8着 キーゴールド
9着 シシランマン
10着 シェエム
11着 スレイラー
12着 クスダマ

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