「特別レースで勝てたことは自信になりました」

　受賞にあたり、田山騎手は「このたび、賞をいただくことができ、身の引き締まる思いです。しかし、この賞は自分一人の力で獲れたものではありません」とコメント。「未熟な自分を信じ、大切な馬を託してくださったオーナーの皆様、右も左も分からない私を厳しく、かつ温かく導いてくださった師匠（新谷功一調教師）をはじめとする調教師の先生方、そして何より、毎日朝早くから夜遅くまで、馬たちのために心血を注いでくださる厩舎スタッフの皆様のおかげです」と感謝を述べ、「最高の状態に仕上げてくださった馬の背中があったからこその受賞だと思っています」と振り返った。

　さらに、「特別レースで勝てたことは自信になりました。これからも一鞍一鞍を大切に、馬の能力を最大限に引き出せる騎手を目指して精進してまいります」と今後への意欲を示した。

　新人賞の受賞を糧に、田山騎手のさらなる成長と活躍が期待される。