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初勝利から海外経験まで…ルーキー舟山瑠泉騎手、民放競馬記者クラブ賞に輝く
13時間前
2025年度の「民放競馬記者クラブ賞」を、舟山瑠泉騎手(美浦・田中博康厩舎)が受賞することが決まった。
同賞は、顕著な成績を残した関東所属の新人騎手に贈られるもので、今年デビューした舟山騎手は、JRA新人騎手の中で最も早く初勝利を挙げたほか、6月、7月、11月には月間3勝を記録するなど、着実に勝利数を伸ばした点が高く評価された。関東新人騎手の中で優れた成績を収めたことが、今回の受賞につながった。
受賞にあたり舟山騎手は、「1年目から海外にも行かせていただき、色々と経験豊富な年だった」と振り返る一方で、落馬や怪我が多く「上手くいかなかった事の方が印象に残る反省の1年目」と自己評価した。フランスでの約3週間の遠征や、パリロンシャン競馬場での騎乗経験については、「なかなかできない経験をすることができた」とし、「重心を残しながらでも馬の動きを邪魔しないよう、リズムをつけて今後乗れたら」とコメント。
目標は戸崎圭太騎手
また、「今年は40点くらいです」と厳しく自身を採点しつつ、「夏の北海道開催では積極性を意識することでレースの流れに乗れた」とも振り返った。来年の目標には「怪我をせず最低50勝」を掲げ、目標とする騎手として戸崎圭太騎手の名前を挙げ、「人柄もですが、上手に乗りこなし、馬が伸びていく騎乗に憧れます」としている。最後には、田中博康調教師をはじめ、オーナーや牧場関係者など支えてくれた全ての関係者への感謝の気持ちもコメントした。
新人騎手として濃密な一年を経験した舟山騎手。2年目以降、どのような飛躍を見せるのか注目される。
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