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【ホープフルS】松山「届いてくれという気持ちでした」ロブチェンがデビュー2連勝で戴冠

中央競馬

7時間前

ホープフルSを勝利したロブチェン

 12月27日、中山競馬場で行われた2歳G1・ホープフルステークス(芝2000m)は、1戦1勝でいきなりのG1挑戦だったロブチェンが並いる強豪を差し切った。1〜3番人気馬の上位勢は揃って掲示板外に敗れ去った。

ホープフルS、勝利ジョッキーコメント
1着 ロブチェン
松山弘平騎手
「馬がよく頑張ってくれて、昨年は杉山厩舎で2着だったんですけれども、きょうはこうして勝利することができてすごく嬉しく、思わず込み上げてくるものがありました。スタートだけしっかり決めてあげて、あとは馬のリズムで走りたいなと思っていたので、いいところで折り合いもつきましたし、いい形で脚は溜まっていたなと思います。最後はかわしてくれっていう気持ちと、調教の動きでも終いすごい切れるいい動きをしていたので、なんとか届いてくれという気持ちでした。新馬は重馬場だったので、少し参考外なところはありましたけれども、こうして綺麗な馬場でも良い脚を使ってくれたので、本当にこれからどんな条件でも楽しみだなと思います。まだ緩さはあるんですけれども、これからもっともっと成長できる馬だと思いますので先が楽しみです。(今年G1・3勝目について)自分でもちょっとビックリですけれども、たくさんいい馬に乗せていただいて、馬が本当に頑張ってくれたおかげだと思います。明日も有馬記念がありますので頑張ります」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 12月27日、中山11Rで行われた第42回ホープフルステークス(2歳オープン・牡牝・G1・芝2000m・1着賞金=7000万円)は、松山弘平騎乗の7番人気、ロブチェン(牡2・栗東・杉山晴紀)が勝利した。3/4馬身差の2着に4番人気のフォルテアンジェロ(牡2・美浦・上原佑紀)、3着に9番人気のアスクエジンバラ(牡2・栗東・福永祐一)が入った。勝ちタイムは2:01.0(良)。

 1番人気で川田将雅騎乗、アンドゥーリル(牡2・栗東・中内田充正)は7着、2番人気で北村友一騎乗、ジャスティンビスタ(牡2・栗東・吉岡辰弥)は8着敗退。

【写真】ロブチェンがデビュー2連勝…ホープフルS

ワールドプレミア産駒

ホープフルS・ロブチェンと松山弘平騎手

 松山弘平騎乗の7番人気、ロブチェンが鮮やかな差し切り。1戦1勝馬がデビューから2連勝でG1初制覇を飾った。道中は中団馬群のインで末脚を溜める展開に。終始ロスのない形で立ち回り、直線だけ外へ出すレース運び。坂を駆け上がってからの伸びは素晴らしく、あっという間に先行集団を飲み込んだ。また、新種牡馬のワールドプレミアは、産駒の重賞初制覇がG1という大舞台となった。

ロブチェン 2戦2勝
(牡2・栗東・杉山晴紀)
父:ワールドプレミア
母:ソングライティング
母父:Giant’s Causeway
馬主:フォレストレーシング
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 ロブチェン 松山弘平
2着 フォルテアンジェロ T.マーカンド
3着 アスクエジンバラ 岩田康誠
4着 アーレムアレス 菱田裕二
5着 バドリナート 坂井瑠星
6着 オルフセン 岩田望来
7着 アンドゥーリル 川田将雅
8着 ジャスティンビスタ 北村友一
9着 テーオーアルアイン 横山武史
10着 ノチェセラーダ A.プーシャン
11着 マテンロウゼロ 横山典弘
12着 ジーネキング 斎藤新
13着 ウイナーズナイン 西村淳也
14着 ショウナンガルフ 池添謙一
15着 ノーウェアマン 木幡巧也
16着 メイショウハチコウ 三浦皇成

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