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【TCK】米サンタアニタハンデキャップ遠征支援を新設…古馬G1挑戦を後押し、2026年から制度拡充

サンタアニタパーク競馬場 (C)Hiroki Homma

 東京シティ競馬(TCK)は、国際交流事業の一環として実施している海外遠征支援制度を拡充し、米国サンタアニタパーク競馬場で行われる古馬最高峰のG1競走「サンタアニタハンデキャップ」への遠征について、新たに支援を行うことを発表した。

 これまでTCKでは、サンタアニタダービー(G1)への遠征支援を実施してきたが、今回の制度拡充により、古馬によるサンタアニタハンデキャップ(G1)への挑戦も支援対象に加わる。新制度は2026年1月1日から開始される。

 支援対象となるのは、選定期間中に大井競馬場または小林分厩舎に所属する3歳以上の馬で、南関東3場以外からの転入馬や、過去に同支援制度を利用してサンタアニタダービーまたはサンタアニタハンデキャップへ遠征した馬は対象外となる。選定期間は、サンタアニタハンデキャップ開催前年の1月1日から12月31日まで。

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新制度導入で支援

 選定方法は、大井競馬場で行われる1600m以上の重賞競走や、大井競馬場以外で行われる1600m以上の国際グレード競走およびダートグレード競走を対象とし、指定競走の優勝馬を基本に選定。該当馬がいない場合は、成績に応じたポイント制により、一定条件を満たした馬の中から選出される。

 なお、サンタアニタダービーへの遠征支援対象馬が選定された場合は、同年のサンタアニタハンデキャップの選定は行われない。

 サンタアニタハンデキャップは、芝約2000mで行われる伝統あるG1競走で、2025年の1着賞金は18万ドル。TCKは今回の制度拡充を通じ、南関東所属馬の国際舞台への挑戦をさらに後押ししていく。

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