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【朝日杯FS】ルメール「距離もギリギリ」レース後ジョッキーコメント
9時間前
12月21日、阪神競馬場で行われた2歳G1・朝日杯フューチュリティステークス(芝1600m)は、C.デムーロ騎乗の2番人気、カヴァレリッツォが力強い差し切りでG1初制覇を飾った。2着にはルメール騎乗のダイヤモンドノット、3着には1番人気のアドマイヤクワッズが入った。
朝日杯FS、レース後ジョッキーコメント
1着 カヴァレリッツォ
C.デムーロ騎手
「きょうは中団から競馬をしました。前の人気馬を見ながらレースを進めました。直線では内がゴチャゴチャしていたので、スペースが開くかなと思っていましたが、前へ行けるとクリストフの馬がいい脚だったので、それを捕まえられるか心配していました。最後は馬が頑張ってしっかり差し切ってくれました。前走は若さを出してアドマイヤクワッズに負けてしまいましたが、そこから厩舎の方々のおかげでG1馬にする事ができたので、きょうはチームの勝利だと思います。ありがとうございました」
2着 ダイヤモンドノット
C.ルメール騎手
「逃げてすごくいいリズムでした。手応えは良かったのですが、馬場と最後の坂が堪えたのかもしれません。距離もギリギリで良馬場ならゴールまで行けたと思います」
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坂井瑠「良馬場ならもっと切れていた」

3着 アドマイヤクワッズ
坂井瑠星騎手
「勝ち馬を見ながら、道中の雰囲気は良かったです。4コーナーで想像した以上に内から出られてしまい、そこで脚を使ってしまった分、最後で鈍りました。良馬場ならもっと切れていたと思います」
4着 エコロアルバ
松山弘平騎手
「スタートよく、いい反応をしてくれました。ポジション取りの差で負けてしまいましたが、すごくいい馬だと思います」
5着 リアライズシリウス
津村明秀騎手
「ゲート入りで手こずりましたが、入ってからは許容範囲でした。3、4コーナーではハミを取らなかったです。右回りなのか、まだ体を持て余しているのか、それでも5着には来てくれていますし、来年また頑張ります」
レース結果、詳細は下記のとおり。
12月21日、阪神11Rで行われた第77回朝日杯フューチュリティステークス(2歳オープン・牡牝・G1・芝1600m・1着賞金=7000万円)は、C.デムーロ騎乗の2番人気、カヴァレリッツォ(牡2・栗東・吉岡辰弥)が勝利した。3/4馬身差の2着に5番人気のダイヤモンドノット(牡2・栗東・福永祐一)、3着に1番人気のアドマイヤクワッズ(牡2・栗東・友道康夫)が入った。勝ちタイムは1:33.2(重)。
内々をロスなく立ち回る

C.デムーロ騎乗の2番人気、カヴァレリッツォがゴール寸前で力強く差し切った。直線では逃げ粘るルメールのダイヤモンドノットが押し切るかと思われた。しかし、終始内々でロスなく立ち回っていたカヴァレリッツォが坂を駆け上がって猛追。ゴール寸前で捕える素晴らしい差し切りで2歳マイル王に輝いた。また、サートゥルナーリア産駒はJRA G1初制覇。
カヴァレリッツォ 3戦2勝
(牡2・栗東・吉岡辰弥)
父:サートゥルナーリア
母:バラーディスト
母父:ハーツクライ
馬主:シルクレーシング
生産者:ノーザンファーム
◇朝日杯フューチュリティステークスとは
クラシックへ向かう有力馬を占う重要な一戦として位置づけられている2歳戦。1949年に創設され、かつては中山競馬場で施行されていたが、2014年から阪神開催に変更。スピードと完成度が問われる舞台で、将来のG1馬を数多く輩出してきた牡馬牝馬の2歳マイル王決定戦である。
【全着順】
1着 カヴァレリッツォ C.デムーロ
2着 ダイヤモンドノット C.ルメール
3着 アドマイヤクワッズ 坂井瑠星
4着 エコロアルバ 松山弘平
5着 リアライズシリウス 津村明秀
6着 グッドピース 西村淳也
7着 ホワイトオーキッド 北村友一
8着 タガノアラリア F.ジェルー
9着 ストームサンダー 岩田康誠
10着 コスモレッド 藤岡佑介
11着 コルテオソレイユ 川田将雅
12着 カクウチ 岩田望来
13着 レッドリガーレ 吉村誠之助
14着 スペルーチェ 三浦皇成
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