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【香港カップ】横山和「状態は申し分なかった」レース後ジョッキーコメント

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19時間前

香港カップ・ベラジオオペラと横山和生騎手

 現地12月14日、香港・シャティン競馬場で行われた香港国際競走第8R・香港カップ(G1・芝2000m)は、圧倒的人気のロマンチックウォリアーが快勝。G1・11勝目、同レース4連覇という偉業を成し遂げた。2着には日本のベラジオオペラ。

香港カップ、レース後ジョッキーコメント
1着 ロマンチックウォリアー
J.マクドナルド騎手
「本当に特別な馬です。本当に特別。まさに怪物ですね。何と言っていいかわかりません。ただ、彼が大好きです。本当に愛しています」

2着 ベラジオオペラ
横山和生騎手
「馬をしっかり仕上げていただいて、状態は申し分なかったです。スタートも上手に出ていますし、いろいろプランは考えていましたけど、結果的にいい形に収まってベラジオオペラは頑張ってくれたと思います。追いつきそうで追いつかない感じもありましたし、あそこまで迫ってくれたので感謝をしています。新しい環境でもしっかりと力を出してくれるあたり、素晴らしい馬だと思いますし、こうやって一緒に乗れたのは僕としても幸運なことです。勝ちたかったのが正直な気持ちですが、ベラジオオペラも素晴らしい走りを見せてくれました。これからも彼を応援してくれると嬉しいです」

3着 キジサナ
C.スミヨン騎手
「とても良い走りをしてくれましたが、残念ながら直線に向くところで日本馬に完全に邪魔をされてしまいました。ロマンチックウォリアーの後ろに付こうとして進路を塞がれ、勝負どころで2、3馬身はロスしました。バランスを取り戻すのに少し時間がかかりましたが、最後は非常に強い脚で伸びていました」

4着 ガレン 
D.マクモナグル騎手
「本当にタフな馬で、最後まで全力で走ってくれます。枠がやや外で、スタートもいつもほど良くなかったため、最初のコーナーまで少し脚を使う形になりましたが、その後は良いリズムに乗れましたし、ゴールまでずっと粘り強く走ってくれました」

【動画】香港カップレース映像

ルメール「ゴールまでファイトしてくれた」

香港カップ・ローシャムパークとC.ルメール騎手

5着 ローシャムパーク
C.ルメール騎手
「良い競馬はできました。残念だったのは最後のコーナーでぶつけられたことで、そこで少しハミを取って仕掛けが早くなってしまいました。それでもゴールまでしっかりとファイトしてくれました」

6着 チャンチェングローリー
M.ギュイヨン騎手
「先頭馬の後ろで良い競馬ができました。ただ、ゴール前で少し止まってしまいましたし、この距離は彼にはやや長かったと思います」

7着 ストレートアロン
C.ウィリアムズ騎手
「今日はスローペースの2000m戦で、少し行きたがっていました。途中で少しバランスを崩す場面もありましたし、このレベルの相手ではそうしたミスは許されません。その後は伸び切れませんでした」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 現地時間12月14日、香港・シャティン競馬場で行われた第8R・香港カップ(G1・3歳上・芝2000m・1着賞金2240万香港ドル=約4億4000万円)でJ.マクドナルド騎乗、ロマンチックウォリアー(せん7・C.シャム)が快勝した。2着に日本馬のベラジオオペラ(牡5・栗東・上村洋行)、3着にキジサナ(牝5・F.グラファール)が入った。勝ちタイムは2:02.9(良)。

 日本馬、C.ルメール騎乗のローシャムパーク(牡6・美浦・田中博康)は5着敗退となっている。

ロマンチックウォリアーはG1・11勝目

香港カップ・ロマンチックウォリアーとJ.マクドナルド騎手 (C)The Hong Kong Jockey Club

 香港の怪物、ロマンチックウォリアーがこのレース4連覇を達成、さらにはG1・11勝目をマークした。絶対的な王者が悠々とゴール板を駆け抜けた。道中は先行3、4番手の外を追走、直線で追い出しにかかると、ライバルを置き去りにした。後方から日本のベラジオオペラが迫ったもののその影を踏むことは出来ずに入線。完敗とも言える2着だった。

【全着順】
1着 ロマンチックウォリアー
2着 ベラジオオペラ・日
3着 キジサナ
4着 ガレン
5着 ローシャムパーク・日
6着 チェンチェングローリー
7着 ストレートアロン

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