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【香港カップ】上村師「相手も手強かった」ベラジオオペラは惜しくも2着

中央競馬

2025/12/14 23:01

香港カップ・ベラジオオペラと横山和生騎手

 直線ではロマンチックウォリアーを目標に懸命に追い上げたが、最後まで並びかけるところまでは至らなかった。初の海外遠征ながら持てる力は十分に発揮しており、ゴール前では1馬身3/4差まで詰め寄る健闘。勝ち馬には一歩及ばなかったものの、簡単には差が詰まらない相手に対して最後まで食い下がり、G1馬としての能力は示した。

2着 ベラジオオペラ
上村洋行調教師
「少し出負け気味のスタートでしたが、二の脚でいい位置は取れました。そこからはいつもの自分のスタイルかなというところでした。相手は一頭だけだと思っていたので、あの馬の後ろにいれば道が開くのかなと思っていましたが、最後も頑張って食らいついているのですが、相手も手強かったです。初めての海外遠征でしたが環境の変化にも変わることなく対応してくれました」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 現地時間12月14日、香港・シャティン競馬場で行われた第8R・香港カップ(G1・3歳上・芝2000m・1着賞金2240万香港ドル=約4億4000万円)でJ.マクドナルド騎乗、ロマンチックウォリアー(せん7・C.シャム)が快勝した。2着に日本馬のベラジオオペラ(牡5・栗東・上村洋行)、3着にキジサナ(牝5・F.グラファール)が入った。勝ちタイムは2:02.9(良)。

 日本馬、C.ルメール騎乗のローシャムパーク(牡6・美浦・田中博康)は5着敗退となっている。

【動画】べラジオオペラは2着…香港カップゴール前

ロマンチックウォリアーはG1・11勝目

香港カップ・ロマンチックウォリアーとJ.マクドナルド騎手 (C)The Hong Kong Jockey Club

 香港の怪物、ロマンチックウォリアーがこのレース4連覇を達成、さらにはG1・11勝目をマークした。絶対的な王者が悠々とゴール板を駆け抜けた。道中は先行3、4番手の外を追走、直線で追い出しにかかると、ライバルを置き去りにした。後方から日本のベラジオオペラが迫ったもののその影を踏むことは出来ずに入線。完敗とも言える2着だった。

【全着順】
1着 ロマンチックウォリアー
2着 ベラジオオペラ・日
3着 キジサナ
4着 ガレン
5着 ローシャムパーク・日
6着 チェンチェングローリー
7着 ストレートアロン

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