11月30日、京都競馬場で行われたG3・京阪杯（芝1200m）は、富田暁騎乗の伏兵エーティマクフィが鮮やかな差し切りを決めて波乱を演出した。1番人気のルガルは2着、2番人気で武豊騎乗のナムラクララは見せ場なく13着に敗れた。

京阪杯、勝利ジョッキーコメント
1着　エーティーマクフィ
富田暁騎手
「素直に嬉しいのひとことです。（先生からは）馬の力を信じてと送り出されたので、その通りに乗りました。最後は馬が差し切ってくれて感謝の気持ちで一杯です。スタートもいい感じで切れて、いい位置にハマれているなと思いました。3、4コーナーも持ったままで回れていたので差し切ってくれという気持ちで追っていました。ラスト200mくらいでも内のルガルが脚を使っていたので、声を出して鼓舞しながら、それに馬も応えてくれて差し切ってくれました。順調じゃなかったところもあったのですが、今回はすごく良い仕上がりで、きょうは人気はあまりなかったのですが自信を持って乗れました。今回も佑介さんに話しを聞いたりして、擦り合わせが出来たのも良かったですし、チームで勝った勝利だと思うので、みんなで喜び合いたいと思います」

　レース結果、詳細は下記のとおり。

　11月30日、京都競馬場で行われた12R・京阪杯（G3・3歳上オープン・芝1200m）は、富田暁騎乗の7番人気、エーティーマクフィ（牡6・栗東・武英智）が快勝した。1馬身差の2着に1番人気のルガル（牡5・栗東・杉山晴紀）、3着に4番人気のヨシノイースター（牡7・栗東・中尾秀正）が入った。勝ちタイムは1:07.4（良）。

　2番人気で武豊騎乗、ナムラクララ（牝3・栗東・長谷川浩大）は、13着敗退。

【青函S】12番人気エーティーマクフィVで波乱