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【ジャパンカップ】仏カランダガン、東京芝で滑らかな動き

中央競馬

2025/11/28 12:55

 11月30日(日)に東京競馬場で行われるジャパンカップ(G1)に出走予定のフランス調教馬カランダガン(せん4)について、11月27日(木)の調教状況および関係者コメントが発表された。

 この日は晴天で芝コースは良馬場。ジェレミー・ロベル調教助手が騎乗し、馬場内の追馬場で常歩とダクを織り交ぜながら丁寧にウォームアップを実施。帯同馬ルノマドを前に置き、芝コースでは左回りで半周のキャンターからギャロップへとスムーズに移行し、約3/4周をしっかりと走らせた。来日後初めて本格的に芝コースで脚を伸ばす内容となったが、動きは終始落ち着き、リズム良く調整を終えた。

【ジャパンカップ】カランダガン陣営に自信漂う…2日続けて順調な調整

陣営「特別な何かは必要ない」

 フランシスアンリ・グラファール調教師は、「今年は非常に良いシーズンを送っています。初戦のドバイシーマクラシックでもとても良いレースをしましたし、続くコロネーションカップも悪くはありませんでした。サンクルー大賞以降は馬が自信を持ち、身体能力がさらに向上したこともあってG1を3連勝できました。キングジョージVI世&クイーンエリザベスステークスを勝った後に、ジャパンカップを目標にしました」とコメント。さらに前走の英チャンピオンステークスについても「とても強いレースぶりでしたし、馬も自分が優れた馬でありチャンピオンであることを証明しました」と高く評価した。

 また、長距離輸送後も馬体重が維持されている点について「来日してからここまでの調整は順調に進んでいます。今朝は芝コースで脚を伸ばす程度の追い切りでしたが、スタッフも私も馬の状態と動きにとても満足しています」と手応えを語った。カランダガンについては「非常に競争力のある馬ですが、特に精神面で非常に落ち着いており、騎手もこの馬のことをよく知っていますので、特別な何かをする必要はありません」と、既に態勢が整っていることを強調した。

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