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ジェンティルドンナの追悼行事を発表…追悼競走などを編成
2025/11/28 20:22
JRAは、11月25日に死亡したジェンティルドンナを偲び、全国の競馬場・ウインズで追悼関連行事を行うと発表した。ジェンティルドンナは2012年に牝馬三冠を達成し、史上初のジャパンカップ連覇やドバイシーマクラシック(G1)制覇など、国内外で7つのG1タイトルを獲得した名牝。2012年・2014年にJRA年度代表馬、2016年には顕彰馬に選ばれるなど、日本競馬史に残る実績を残した。
まず、11月30日(日)の東京・京都の両競馬場では、その日のメインレースが「ジェンティルドンナ追悼競走」として実施される。東京競馬場ではウェルカムステークス、京都競馬場ではオータムリーフステークスがそれぞれ追悼競走として編成された。なお、同日のジャパンカップ(G1)および京阪杯(G3)は第12レースで行われる。
献花台、記帳台の設置も
さらに、11月29日(土)から12月21日(日)までの競馬開催日には、全国の競馬場に献花台と記帳台が設置され、ファンがメッセージを寄せられるようになる。また、ウインズ・エクセルでも記帳台が設けられる。ジャパンカップ当日の東京競馬場への入場は、指定席または入場券を事前にインターネット購入した来場者に限られる点が案内された。
このほか、追悼映像が全国の競馬場およびウインズ・エクセルのターフビジョンや館内モニターで放映される予定で、期間は献花台の設置と同じく12月21日(日)までの競馬開催日となる(一部施設では実施されない)。長年にわたり日本競馬を代表する存在であり続けたジェンティルドンナの功績を、多くのファンが偲ぶ期間となりそうだ。
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