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【エリザベス女王杯】戸崎「ベリーベリーホース!」グランプリホース・レガレイラが貫禄の勝利
2025/11/16 15:44
11月16日、京都11Rで行われた第50回エリザベス女王杯(3歳上オープン・牝・G1・芝2200m・1着賞金=1億3000万円)は、戸崎圭太騎乗の1番人気、レガレイラ(牝4・美浦・木村哲也)が勝利した。勝ちタイムは2分11秒0(良)。
2着に4番人気のパラディレーヌ(牝3・栗東・千田輝彦)、3着に9番人気のライラック(牝6・美浦・相沢郁)が入った。
中団から貫禄の差し切りV

戸崎圭太騎乗の1番人気、レガレイラが中団から鮮やかな差し切りを決めて、G1・3勝目をマークした。道中は中団でじっくりと構える運びで、外を回って直線では慌てることなくスパート。先行各馬を一気に飲み込んでいき楽々差し切った。ここでは能力が違うと言わんばかりの横綱相撲だった。殊勲の戸崎圭太騎手は「ベリーベリーホース!」と、自身の名言を叫んで喜びを表現した。
エリザベス女王杯を勝ったレガレイラは、父スワーヴリチャード、母ロカ、母の父ハービンジャーという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主はサンデーレーシング。通算成績は11戦5勝。重賞は2023年ホープフルステークス(G1)、2024年有馬記念(G1)、2025年オールカマー(G2)に次いで4勝目。鞍上の戸崎圭太騎手、管理する木村哲也調教師は同レース初勝利。
◇エリザベス女王杯とは
牝馬最強を決める伝統の一戦で、1975年にエリザベス2世女王来日を記念して創設された。1999年からは外国馬も参戦可能な国際競走になり、多世代の女王候補が激突する“秋の牝馬頂上決戦”として、牝馬路線の象徴ともいえる格式高いレース。
【全着順】
1着 レガレイラ 戸崎圭太
2着 パラディレーヌ 岩田望来
3着 ライラック 藤岡佑介
4着 リンクスティップ C.デムーロ
5着 ココナッツブラウン 北村友一
6着 セキトバイースト 浜中俊
7着 サフィラ 西村淳也
8着 ヴェルミセル 鮫島克駿
9着 フェアエールング 丹内祐次
10着 ステレンボッシュ C.ルメール
11着 ボンドガール 津村明秀
12着 エリカエクスプレス 武豊
13着 シンリョクカ 木幡初也
14着 ケリフレッドアスク 岩田康誠
15着 カナテープ D.レーン
16着 オーロラエックス 松山弘平
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