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【豪クイーンエリザベスS】ゴールデンスナップは泥んこ馬場でもしぶとく3着…ゴールドシップ産駒らしいスタミナを発揮

クイーンエリザベスS・12番ウィスキーオンザヒルとD.レーン騎手 (C)Racing Photos

 現地時間11月8日、オーストラリア・フレミントン競馬場で行われたクイーンエリザベスステークス(G3・芝2600m)に、日本馬ゴールデンスナップ(牝5・栗東・田中克典)がM.ディー騎手で参戦。2馬身差の3着と好走した。勝利したのはD.レーン騎乗のウィスキーオンザヒル(セ6・G.トンプソン)で、勝ちタイムは2分49秒17(不良)。

 メルボルンCこそ出走は叶わなかったものの、オーストラリア遠征2戦目(初戦のコーフィールドCは14着)となった今回のレースでゴールデンスナップは3着に好走した。序盤から積極的に位置を取り、3番手で流れに乗る競馬。勝負どころから直線に向く場面ではやや手応えが怪しく見えたが、降りしきる雨で脚抜きの悪い不良馬場の中、最後までしぶとく踏ん張り抜いた。その勝負根性を存分に見せ、見事な3着で遠征2戦目を終えた。

【写真】ゴールデンスナップは3着に好走…クイーンエリザベスS

脚が上がる厳しい馬場状態

クイーンエリザベスS (C)Racing Photos

 勝利したウィスキーオンザヒルに騎乗したD.レーン騎手は、「ラスト100mで脚が上がるほど苦しいのに勝ち切れたのは初めてかもしれません。それだけタフな2600mで、それでも本当によく頑張りました」と厳しい戦いを振り返った。また、ゴールデンスナップのディー騎手は「渋った馬場でもよく頑張ってくれた」と同馬を称えた。

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