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武豊も祝福 ルメールが提案する“競馬の新しい日常”…「CL FASHION & CAFE」誕生
2025/11/7 11:53
クリストフ・ルメール騎手がプロデュースするブランド「CL by C.ルメール」が、ブランド初となる旗艦店「CL FASHION & CAFE」を11月6日(木)京都市中京区にオープンした。“競馬を、日常に。”をテーマに、ファッション・カフェ・競馬文化を融合した新しいコンセプトストアとなっている。
オープン前日の11月5日(水)には、武豊騎手をはじめ、在日フランス総領事サンドリン・ムシェ氏、京都市総合企画局政策推進担当局長の安田真也氏、在日フランス商工会議所の林誠一郎氏らを招いたリボンカットセレモニーが開催された。関係者やスタッフに見守られる中、ルメール騎手は3年間のブランドの歩みを振り返り、次のように語った。
「この3年間、共に歩んできたチームとお客様、京都の職人の皆さまの素晴らしい技、そして競馬関係者の皆さまのご支援のおかげで、ここ京都の中心で自分の競馬への情熱を多くの方々と分かち合えることを誇りに思います」と感謝を述べ、「このブティックがこれほどまでに臨場感あふれる空間となったのは、競馬界の皆さまのご支援のおかげです。ジョッキー仲間や馬主、厩舎、JRAの皆さま、そして競馬の魅力を表現するアーティストやフォトグラファーの方々より提供いただいた展示物やデザインにより、この場所が生き生きと、感動的なものになりました」と話した。
【写真】ルメール騎手が手掛ける「CL FASHION & CAFE」競馬文化を楽しめる場所

さらに 「このコンセプトストアは、単なるブティックやカフェではなく、競馬を愛する人々の輪を広げ、誰もが“ストリートジョッキー”として競馬文化を楽しめる場所を目指した、私なりの試みです」と締めくくった。
店舗は全175平米・2フロア構成。1階には、日本および海外のトロフィーを展示する「パドック」や、G1最多勝利馬アーモンドアイにちなんだスイーツを提供する「レーストラックカフェ」を設置。2階には、限定生産のファッションアイテムを扱う「ブティック」、実際のジョッキー装備を展示する「ジョッキールーム」、そして職人技を紹介する「ウイニングサークル」など、競馬の世界を多角的に体験できる空間が広がる。競馬ファンのみならず、初めて競馬に触れる人にも新たな発見があるだろう。
「CL by C.ルメール」は、ルメール騎手が2022年に京都で立ち上げたファッションブランド。“競馬を着こなせ”を理念に、ジョッキーの勝負服やレースの色彩をモチーフにした日本製アイテムを展開している。また、ブランド活動を通じて引退競走馬支援団体への寄付など、社会的活動にも力を入れている。
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