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【JBCクラシック】藤岡佑「左回りはあまりよくなさそうです」キングズソードはしぶとく4着

地方競馬 船橋ケイバ

2025/11/3 22:06

JBCクラシック・サントノーレとキングズソード (C)Hiroki Homma

 昨年の帝王賞を制した後左前浅屈腱炎で休養し、1年3ヶ月ぶりの日本テレビ盃(4着)を叩いての臨戦となったキングズソード。12番枠から馬なりで先行していき1コーナーでは外目の3番手。向こう正面ではサントノーレの作るペースにやや促しながらの追走となるが、外から他馬が上がってきても無理をせずいったんは中団まで下がってしまう。

 しかし直線に向き外に持ち出してからはしぶとく脚を使い、ウィルソンテソーロを交わし4番手に上がって入線。藤岡佑介騎手は「動ききれなかった」とコメントしたが、まだ長期休養明け2戦目。右回りのほうが良さそうなこともあり、今後もまだまだ期待はできそうだ。

4着 キングズソード
藤岡佑介騎手
「出来ればミッキーファイトの前でということだったので、3番手と理想的なところに収まったかなと思ったんですが。正直向正面の立ち上がりでもう手応えが無くて…。ペース的にはかなり厳しい流れの中を、勝ち馬は引っ張ったまま来たので。まだきょうのところは動ききれなかったかなという感じです。前走と比べてもかなり手応えは悪かったので、3コーナーに入った時点で厳しいかなと思ったのですが、無理をしなかった分バテた馬は交わせたという感じで、勝ちには遠い競馬でした。もう少し(状態が)戻ってきてほしいです。あとコーナーで全然加速していけないので、左回りはあまり良くなさそうです」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 11月3日、船橋11Rで行われたJBCクラシック(3歳上オープン・Jpn1・ダ1800m・1着賞金=1億円)は、C.ルメール騎乗の1番人気、ミッキーファイト(牡4・美浦・田中博康)が快勝した。3馬身差の2着に7番人気のメイショウハリオ(牡8・栗東・岡田稲男)、3着に3番人気のサントノーレ(牡4・大井・荒山勝徳)が入った。勝ちタイムは1:52.0(稍重)。

 2番人気で川田将雅騎乗、ウィルソンテソーロ(牡6・美浦・高木登)は、5着敗退。

【動画】キングズソードはしぶとく4着…JBCクラシック

帝王賞に次いで交流G1・2勝目

JBCクラシック・ミッキーファイトとC.ルメール騎手 (C)Hiroki Homma

 単勝1.7倍、C.ルメール騎乗の1番人気ミッキーファイトが、断然の支持に応えて快勝した。 これで同馬は重賞5勝目、交流G1は2勝目。鞍上のルメール騎手は、前日の天皇賞・秋に続くビッグタイトル獲得で、JRAではG1を3週連続制覇中と勢いが止まらない。地方に舞台を移しても、その存在感はさすがだった

ミッキーファイト 10戦7勝
(牡4・美浦・田中博康)
父:ドレフォン
母:スペシャルグルーヴ
母父:スペシャルウィーク
馬主:野田みづき
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 ミッキーファイト C.ルメール
2着 メイショウハリオ 浜中俊
3着 サントノーレ 矢野貴之
4着 キングズソード 藤岡佑介
5着 ウィルソンテソーロ 川田将雅
6着 アラジンバローズ 下原理
7着 ライトウォーリア 吉原寛人
8着 ギガキング 野畑凌
9着 シャマル 松山弘平
10着 サンライズジパング 坂井瑠星
11着 ミックファイア 笹川翼
12着 グランデマーレ 西啓太
13着 ウインリブルマン 藤本現暉
競走除外 ホウオウトゥルース 岡村健司

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