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【JBCクラシック】坂井瑠「広いコースならまた巻き返せる」レース後ジョッキーコメント

地方競馬 船橋ケイバ

2025/11/4 06:10

JBCクラシック・サンライズジパングと坂井瑠星騎手 (C)Hiroki Homma

 11月3日、船橋競馬場で行われた交流G1・JBCクラシック(ダ1800m)は、断然の1番人気に支持されたルメール騎乗のミッキーファイトが3馬身差の圧勝。帝王賞に次いでの連勝で、交流G1・2勝目をマークした。

JBCクラシック、レース後ジョッキーコメント
1着 ミッキーファイト
C.ルメール騎手
「やっぱり強いわ!すごい脚を使って伸びてくれました。強い馬ですから最後も伸びました。馬の状態も完璧でこの間の帝王賞よりも良かった。初めての船橋コースだったけど心配もなく乗りやすかったのでミッキーファイトはどこでもいいパフォーマンスを出してくれると思います。レースも直線の相手でいい反応してくれたので早めに完全なリード取れてその後は気持ちよかったです。2日続けてのG1勝ちと、僕にとってもいい時期です。これからもまだG1があります。また頑張るので応援してください。ありがとうございました」

2着 メイショウハリオ
浜中俊騎手
「よく走ってくれたと思います。向こう正面も手応えが良く、3コーナーもかなり良い感じだったので、勝ちを意識できる雰囲気でした。4コーナーから直線にかけて勢いもついたので、勝った馬が強かったという以外に言うことのない内容だったと思います。帝王賞の回避があって、正直順調に来たわけではなかったと思いますし、状態も1度使ってからかなという感じでしたが、これだけ走ってくれて。改めてこの馬の底力を感じるレース内容でしたので、無事に今後も調整を進めていければと思います」

3着 サントノーレ
矢野貴之
「行きたい馬がいるのでその後ろをとは思っていたが、状態の良さを考えて思い切って行くことにしました。勝ち馬が強かったので、並ぶ間もなく交わされてしまいましたが、自分の競馬はできました。よく頑張ってくれましたし、さらに良くなると思います」

4着 キングズソード
藤岡佑介騎手
「出来ればミッキーファイトの前でということだったので、3番手と理想的なところに収まったかなと思ったんですが。正直向正面の立ち上がりでもう手応えが無くて…。ペース的にはかなり厳しい流れの中を、勝ち馬は引っ張ったまま来たので。まだきょうのところは動ききれなかったかなという感じです。前走と比べてもかなり手応えは悪かったので、3コーナーに入った時点で厳しいかなと思ったのですが、無理をしなかった分バテた馬は交わせたという感じで、勝ちには遠い競馬でした。もう少し(状態が)戻ってきてほしいです。あとコーナーで全然加速していけないので、左回りはあまり良くなさそうです」

高木師「見えない疲れがあったのか…」

JBCクラシック・ウィルソンテソーロと川田将雅騎手 (C)Hiroki Homma

5着 ウィルソンテソーロ
高木登調教師
「ちょっと動ききれなかったですね。4コーナーで手応えがバタバタになってしまった。返し馬でも状態が良く、前走の反動も無かったので楽に立ち上げて、間隔が詰まっていても順調に来たのですが…。1600mから1800mなので、多少力む所はあったが許容範囲でしたし、何故動けなかったのか…見えない疲れがあったのかな」

6着 アラジンバローズ
下原理騎手
「きょうの馬場の感じだったら内枠が良いと思って、ラチ沿いを走ろうと。掲示板もあると思ったんですが、外から馬が見えたので。この馬は毎回とても走ってくれる。乗りやすい馬なので、Jpn1でなければもう少し(上位に)来れる気がします」

10着 サンライズジパング
坂井瑠星騎手
「返し馬の感じは悪くないなと思ったのですが、レースで走るほうに気持ちを持っていけなかった感じでした。条件的に小回りもあまり合っていないですし、力を出し切れなかったです。広いコースならまた巻き返せると思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 11月3日、船橋11Rで行われたJBCクラシック(3歳上オープン・Jpn1・ダ1800m・1着賞金=1億円)は、C.ルメール騎乗の1番人気、ミッキーファイト(牡4・美浦・田中博康)が快勝した。3馬身差の2着に7番人気のメイショウハリオ(牡8・栗東・岡田稲男)、3着に3番人気のサントノーレ(牡4・大井・荒山勝徳)が入った。勝ちタイムは1:52.0(稍重)。

 2番人気で川田将雅騎乗、ウィルソンテソーロ(牡6・美浦・高木登)は、5着敗退。

帝王賞に次いで交流G1・2勝目

JBCクラシック・ミッキーファイトとC.ルメール騎手 (C)Hiroki Homma

 単勝1.7倍、C.ルメール騎乗の1番人気ミッキーファイトが、断然の支持に応えて快勝した。 これで同馬は重賞5勝目、交流G1は2勝目。鞍上のルメール騎手は、前日の天皇賞・秋に続くビッグタイトル獲得で、JRAではG1を3週連続制覇中と勢いが止まらない。地方に舞台を移しても、その存在感はさすがだった

ミッキーファイト 10戦7勝
(牡4・美浦・田中博康)
父:ドレフォン
母:スペシャルグルーヴ
母父:スペシャルウィーク
馬主:野田みづき
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 ミッキーファイト C.ルメール
2着 メイショウハリオ 浜中俊
3着 サントノーレ 矢野貴之
4着 キングズソード 藤岡佑介
5着 ウィルソンテソーロ 川田将雅
6着 アラジンバローズ 下原理
7着 ライトウォーリア 吉原寛人
8着 ギガキング 野畑凌
9着 シャマル 松山弘平
10着 サンライズジパング 坂井瑠星
11着 ミックファイア 笹川翼
12着 グランデマーレ 西啓太
13着 ウインリブルマン 藤本現暉
競走除外 ホウオウトゥルース 岡村健司

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