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【JBCスプリント】戸崎「ポジションはやはり後ろに…」クロジシジョーは差し脚伸ばすも5着まで
2025/11/3 20:48
交流重賞常連のクロジシジョーは5着に敗れた。1000mのスピード決着では中々ポジションが上げられず、前半は後方からの競馬に。それでも地力は高く、直線では勢いよく差し脚を伸ばしたが、流石にやや距離不足は否めない敗戦だった。
5着 クロジシジョー
戸崎圭太騎手
「1200mでも追走が忙しい感じですので、1000mがどうかなと思っていました。返し馬では状態が良く、ついていくにはついていけましたが、ポジションはやはり後ろになってしまいました。1200mだと差し込めるところを1000mだと少し距離が足りないかなという感触はありました。最後は良い脚で走ってくれています。フリオーソの子ということで、すごく僕も思い入れを感じながら乗せてもらいました。良いレースに参加出来たと思います」
レース結果、詳細は下記のとおり。
11月3日、船橋10Rで行われたJBCスプリント(3歳上オープン・Jpn1・ダ1000m・1着賞金=8000万円)は、笹川翼騎乗の5番人気、ファーンヒル(牡6・大井・荒山勝徳)が快勝した。1馬身差の2着に1番人気のママコチャ(牝6・栗東・池江泰寿)、3着に3番人気のサンライズアムール(牡6・栗東・小林真也)が入った。勝ちタイムは0:58.8(稍重)。
2番人気で池添謙一騎乗、ドンフランキー(牡6・栗東・斉藤崇史)は、10着敗退。
【動画】クロジシジョーは5着まで…JBCスプリントJRAから移籍後3連勝で交流G1制覇

笹川翼騎乗の5番人気、ファーンヒルが鮮やかな逃げ切りを決めてJRA勢を撃破し、交流G1初制覇を飾った。同馬は2021年にJRAでデビュー、オープンまで上がったがその後は勝ち星がなく、今年の7月には地方へ移籍して重賞連勝と、能力の衰えを感じさせない走りを見せていた。ダート1000mでの適性も高く、このレースでも軽快なスピードで主導権を握ると、強豪を完封。素晴らしいスピードを見せつけた。
ファーンヒル 28戦7勝
(牡6・大井・荒山勝徳)
父:キンシャサノキセキ
母:ラブディラン
母父:ディラントーマス
馬主:カナヤマホールディングス
生産者:谷岡牧場
【全着順】
1着 ファーンヒル 笹川翼
2着 ママコチャ 川田将雅
3着 サンライズアムール 松山弘平
4着 チカッパ 武豊
5着 クロジシジョー 戸崎圭太
6着 カジノフォンテン 張田昂
7着 コパノパサディナ 横山武史
8着 ザイデルバスト 本橋孝太
9着 マックス 御神本訓史
10着 ドンフランキー 池添謙一
11着 ギャルダル 本田正重
12着 エンテレケイア 吉原寛人
13着 シアージスト 矢野貴之
14着 テイエムスパーダ 松若風馬
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