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【JBCレディスクラシック】武豊「手応えが急になくなった」オーサムリザルト復活Vならず

地方競馬 船橋ケイバ

2025/11/3 20:02

ラストランとなったJBCレディスクラシック・オーサムリザルトと武豊騎手 (C)Hiroki Homma

 1番人気に支持されたオーサムリザルトだったが3着に敗れた。道中は2番手と絶好のポジション。終始スムーズには見えたが、勝負どころでの反応は今ひとつで、直線ではパタリと脚が止まってしまった。それでも大きくは負けておらず3着には入っており、次走以降の復活が期待される。

3着 オーサムリザルト
武豊騎手
「残念ですね。すごく雰囲気は良かったし、ちょっとゲートは暴れたのですが、レースはスムーズでした。4角手前くらいまでは何も心配になることも無く良い感じでしたが、手応えが急に無くなってしまいました。本来のこの馬じゃないなという感じですね…。特にどこがというわけではありませんが、レース後もすごく息苦しそうだし、連勝している頃はそんな感じじゃなかったので、早く状態が戻ってほしいです」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 11月3日、船橋9Rで行われた第15回JBCレディスクラシック(3歳上牝馬オープン・Jpn1・ダ1800m・1着賞金=6000万円)は、横山武史騎乗の7番人気、アンモシエラ(牝4・栗東・松永幹夫)が逃げ切り、同レース連覇を達成した。勝ちタイムは1分53秒3(稍重)。

 2着に2番人気のテンカジョウ(牝4・栗東・岡田稲男)、3着に1番人気のオーサムリザルト(牝5・栗東・池江泰寿)が入った。

 ダートの女傑たちが居並ぶJBCレディスクラシックを逃げ切ったのは、昨年に続いて横山武史騎手とアンモシエラだった。スタートから押していき先手を奪うと、先に手応えが怪しくなったライバルたちを尻目に後続を突き放す。外からテンカジョウなども迫ったが、直線半ばではセーフティリードを保ち、2馬身1/2差の逃げ切りとなった。

【動画】オーサムリザルト復活Vならず…JBCレディスクラシック

「本当に馬には頭が下がる思い」

JBCレディスクラシック・アンモシエラと横山武史騎手 (C)Hiroki Homma

 アンモシエラと横山武史騎手は2024年のJBCレディスクラシックを連覇、Jpn1は2勝目。重賞は3勝目となった。横山武史騎手は「もう本当に嬉しいです!」と笑顔でインタビューに応じ、「ここに来てもまたもう一花咲かせてくれて、本当に馬にはもう頭が下がる思い」と騎乗馬をねぎらった。

 JBCレディスクラシックを勝ったアンモシエラは、父ブリックスアンドモルタル、母サンドクイーン、母父ゴールドアリュールという血統。浦河町・桑田牧場の生産で、馬主は広尾レース株式会社。通算成績は18戦5勝。横山武史騎手。管理する松永幹夫調教師ともに同レース2勝目。

アンモシエラ 18戦5勝
(牝4・栗東・松永幹夫)
父:ブリックスアンドモルタル
母:サンドクイーン
母父:ゴールドアリュール
馬主:広尾レース
生産者:桑田牧場

【全着順】
1着 アンモシエラ 横山武史
2着 テンカジョウ 松山弘平
3着 オーサムリザルト 武豊
4着 グランブリッジ 川田将雅
5着 ライオットガール 岩田望来
6着 マテリアルガール 山中悠希
7着 ザオ 吉原寛人
8着 ベルグラシアス 町田直希
9着 ビヨンドザヴァレー 菱田裕二
10着 ラブラブパイロ 西啓太
11着 ローリエフレイバー 野畑凌
12着 ヘニータイフーン 藤田凌
13着 アンティキティラ 多田羅誠也
14着 プラウドフレール 張田昂

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