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【BCクラシック】フォーエバーヤング、世界制覇。坂井瑠「馬に感謝、全てに感謝」

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2025/11/2 20:42

BCクラシック・フォーエバーヤングと坂井瑠星騎手 (C)Breeders’ Cup / Eclipse Sportswire

 現地時間11月1日、アメリカ・デルマー競馬場で行われた、ブリーダーズカップクラシック(G1・ダ2000m)は、坂井瑠星騎乗のフォーエバーヤング(牡4・栗東・矢作芳人)が、日本馬初の同レース制覇を果たした。勝ちタイムは2:00.19(良)。2着にシエラレオーネ(牡4・C.ブラウン)、3着にフィアースネス(牡4・T.プレッチャー)が入った。

 日本のエース、昨年3着のフォーエバーヤングは2年連続の出走となり、日本馬として初めてブリーダーズカップクラシックを制した。レース前半から行きっぷりはよく2番手を追走。絶好の手応えのまま4角先頭で回ってくると、そのままアメリカの強豪を完封。坂井瑠星騎手渾身のガッツボーズでゴールした。

 フォーエバーヤングはこの勝利でG1は5勝目。矢作調教師はブリーダーズカップ通算3勝目、クラシックは初制覇。坂井瑠星騎手にとってはブリーダーズカップ初勝利となった。

【動画】フォーエバーヤングVの快挙…ブリーダーズカップクラシック

BCクラシック、日本馬史上初制覇の歴史的快挙

BCクラシック・フォーエバーヤングと坂井瑠星騎手 (C)Breeders’ Cup / Eclipse Sportswire

1着 フォーエバーヤング
坂井瑠星騎手
「悔いのないレースが出来ました。こんなに嬉しいことがあるんだなという気持ちです。(展開は)ラビットが意外に行かないなというところと、フィアースネスが外に出ようとしていたので、そこだけ出られないようにキープしていました。フィアースネスを見ながら3、4番手かなというイメージでしたが、逃げ馬とフィアースネスの雰囲気を見て、2番手取り切った方がいいかなとレース中に思いました。全て勝つためにやってきたことが噛み合ったかなと思います。怖いくらい順調だったのでとにかく自信を持って乗りました。最初から素晴らしい馬でしたが、ここに来て完成に近づいていると思いますし、本当に自信を持って臨めました。馬に感謝、スタッフに感謝、全てに感謝です。僕は引き続きこの馬に相応しいジョッキーに、世界一のジョッキーになりたいです。フォーエバーヤングともまだ勝ててないレースもあるので、そこを全部勝ちたいです。朝早い時間ですが、応援いただいてありがとうございます。アメリカで勝つのが夢だったので、その夢を叶えることが出来ました。まだまだフォーエバーヤングは頑張ってくれると思うので、また応援いただけたらと思います」

【全着順】
1着 フォーエバーヤング・日
2着 シエラレオーネ
3着 フィアースネス
4着 ジャーナリズム
5着 マインドフレーム
6着 バエザ
7着 ネバダビーチ
8着 アンティクエリアン
9着 コントラリーシンキング
出走取消 ソヴリンティ

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