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【BCクラシック】矢作師の言葉「信じて乗ってこい」…坂井瑠星の手綱が導いた歴史的一日、フォーエバーヤング快挙
2025/11/2 20:41
現地時間11月1日、アメリカ・デルマー競馬場で行われた、ブリーダーズカップクラシック(G1・ダ2000m)は、坂井瑠星騎乗のフォーエバーヤング(牡4・栗東・矢作芳人)が、日本馬初の同レース制覇を果たした。勝ちタイムは2:00.19(良)。2着にシエラレオーネ(牡4・C.ブラウン)、3着にフィアースネス(牡4・T.プレッチャー)が入った。
日本のエース、昨年3着のフォーエバーヤングは2年連続の出走となり、日本馬として初めてブリーダーズカップクラシックを制した。レース前半から行きっぷりはよく2番手を追走。絶好の手応えのまま4角先頭で回ってくると、そのままアメリカの強豪を完封。坂井瑠星騎手渾身のガッツボーズでゴールした。
フォーエバーヤングはこの勝利でG1は5勝目。矢作調教師はブリーダーズカップ通算3勝目、クラシックは初制覇。坂井瑠星騎手にとってはブリーダーズカップ初勝利となった。
【動画】歓喜の藤田晋オーナーと矢作芳人調教師…ブリーダーズカップクラシック日本馬史上BCクラシック初勝利

1着 フォーエバーヤング
矢作芳人調教師
「本当に馬に感謝しています。昨年の3着からはここを勝つためにやってきたと言っても過言ではありません。(馬の調子は)パーフェクトでした。瑠星に出した指示は馬を信じて乗ってこいと、それだけです。仕掛けがちょっと早いんじゃないかと思いましたが、瑠星の方が馬を信じていたということだと思います。コーナーで置かれるところがある馬なので、4コーナーでトップスピードの乗るような調教をしてきましたし、それが実行出来ていたのでこれで負けたら仕方ないと思いました。多くの馬主様だけではなく、多くのファンの皆様も矢作厩舎を支えていただき応援していただいていますので、これからもその期待に応えるように頑張ります。(ファンの皆様へ)やりましたよ。ついに取りました。嬉しいです。本当に皆様の応援のおかげです。ありがとうございました」
【全着順】
1着 フォーエバーヤング・日
2着 シエラレオーネ
3着 フィアースネス
4着 ジャーナリズム
5着 マインドフレーム
6着 バエザ
7着 ネバダビーチ
8着 アンティクエリアン
9着 コントラリーシンキング
出走取消 ソヴリンティ
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