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【BCクラシック】連覇を狙ったシエラレオーネは届かず2着…ブラウン師「きょうはフォーエバーヤングの日だった」
2025/11/2 20:40
2024年ケンタッキーダービーから長らくライバル関係とも言える、フォーエバーヤングと3回目の対戦で初めて後塵を喫し、連覇とはならなかった。ゴール前ではやはりやって来たかという素晴らしい伸びを披露。差し切る勢いで迫ったが、フォーエバーヤングももうひと伸び。届かなかったものの流石の末脚は脅威だった。
2着 シエラレオーネ
C.ブラウン調教師
「素晴らしい走りだった。ただ、きょうは馬場が前残り傾向だった。勝ち馬を称えるべきだ。ダービーから続く宿命のライバル関係は本当に美しいものだ。きょうはフォーエバーヤングの日だった」
F.プラ騎手
「差し切れると思ったんですが、勝ち馬が最後まで止まりませんでした。道中はずっとリズム良く運べていて、直線に向いたときには伸びるぞと思っていましたし、実際にしっかり脚は使ってくれました。それでも、最後は勝ち馬をかわすことはできませんでした。こんな素晴らしい馬に乗せてもらえて本当に感謝しています。きょうもまた、彼は素晴らしい競馬をしてくれました」
レース結果、詳細は下記のとおり。
現地時間11月1日、アメリカ・デルマー競馬場で行われた、ブリーダーズカップクラシック(G1・ダ2000m)は、坂井瑠星騎乗のフォーエバーヤング(牡4・栗東・矢作芳人)が、日本馬初の同レース制覇を果たした。勝ちタイムは2:00.19(良)。
2着にシエラレオーネ(牡4・C.ブラウン)、3着にフィアースネス(牡4・T.プレッチャー)が入った。
【レース動画】連覇を狙ったシエラレオーネは届かず2着…ブリーダーズカップクラシック日本競馬史に刻まれた勝利

日本のエース、昨年3着のフォーエバーヤングは2年連続の出走となり、日本馬として初めてブリーダーズカップクラシックを制した。レース前半から行きっぷりはよく2番手を追走。絶好の手応えのまま4角先頭で回ってくると、そのままアメリカの強豪を完封。坂井瑠星騎手渾身のガッツボーズでゴールした。
同馬を管理する矢作芳人調教師は「遂に取ったアメリカの頂点を!」と喜びのコメントを届けた。
【全着順】
1着 フォーエバーヤング・日
2着 シエラレオーネ
3着 フィアースネス
4着 ジャーナリズム
5着 マインドフレーム
6着 バエザ
7着 ネバダビーチ
8着 アンティクエリアン
9着 コントラリーシンキング
出走取消 ソヴリンティ
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