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【BCフィリー&メアターフ】ゲゾラ凱旋門賞大敗から逆襲V…グラファール師はBC初勝利
2025/11/2 14:36
現地時間11月1日、アメリカ・デルマー競馬場で行われた、ブリーダーズカップフィリー&メアターフ(G1・芝2200m)は、M.バルザローナ騎乗、仏オークス馬のゲゾラがゴール寸前で差し切った。勝ちタイムは2:12.54(良)。
2着にシーフィールズプリティ(牝4・C.ドゥヴォー)、3着にダイアモンドレイン(牝4・C.アップルビー)が入った。
凱旋門賞からの巻き返し
仏オークス馬のゲゾラが見事な差し切りで、前走の凱旋門賞13着から巻き返した。仏オークス以来の勝利でG1は2勝目。道中は中団で流れに乗り、勝負どころから外目から進出。3番手で直線の入口に向いていくと、粘り込みを図った2着馬をゴール寸前で捕らえた。
【ゴール前】仏オークス馬・ゲゾラが抜け出す…ブリーダーズカップフィリー&メアターフ「ずっと勝ちたいと思っていた」

同馬を管理するグラファール調教師は、ブリーダーズカップ初勝利。「ずっと勝ちたいと思ってきたレースで、簡単に勝てるものではありません。きょうも改めてその難しさを感じましたが、ゲゾラは本当にハートが強く、楽に走れて、瞬発力がある本当に素晴らしい馬です」と称賛。
続けて「凱旋門賞では強力な17頭のメンバーで、馬場も重く、距離も2400m。あの時は位置取りが後ろすぎました。でも馬は順調に立ち直り、きょうは本当のチャンピオンであることを証明してくれましたね。今年は信じられない年になりました」とコメントした。
また、同馬を勝利に導いたバルザローナ騎手は、「良い枠を引けたので、無理なくいい位置を取れました。流れも平均ペースで、その中で自分の馬をリズム良く運ぶことに集中しました。道中一瞬反応が鈍る場面もありましたが、とてもタフな馬です。前の馬が止まるのは見えていたので、勝てると確信していました。とても扱いやすい馬で、アメリカの競馬にはまさに理想的です」と、この舞台との相性の良さを語っている。
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