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【盛岡・プリンセスC】トリップス4馬身差の鮮やかな逃げ切り

地方競馬 岩手競馬

2025/10/27 05:55

プリンセスカップ・トリップスと高松亮騎手 (C)岩手県競馬組合

 10月26日、盛岡競馬場で行われた11R・プリンセスカップ(M1・2歳牝・ダ1400m)は、高松亮騎乗の3番人気、トリップス(牝2・北海道・小野望)が快勝した。4馬身差の2着に2番人気のフェアリーライズ(牝2・北海道・角川秀樹)、3着に1番人気のセイクリスティーナ(牝2・岩手・佐々木由則)が入った。勝ちタイムは1:25.2(稍重)。

1着 トリップス
高松亮騎手
「小野調教師からは“スタートが凄く良い馬なのですんなり行けるようなら逃げていいし、内で競ってくる馬がいるなら2、3番手でもいいから”というお話でしたのですごく乗りやすい状況ではありました。大外でもあって凄いスタートを切ってくれて、あとは無理に引く必要もないなと思ってすんなり逃げる形になりました。競られると少し力んでしまうという事だったので少しでも折り合いを付けたいなと思っていたんですけども、初めての馬場で少し物見するくらいでハミが抜けている部分があったのでコンタクトも取りやすかったです。2番手に本命馬が来ているのは分かっていたから、あっちが仕掛けるタイミングでというよりは自分で仕掛けていきたいなと。反応も凄く良かったのですが、直線は長かったですね。最後は祈る気持ちでした。 今日はトリップス号と一緒に勝つことができました。おとなしくて可愛い子で、僕の事を安心させてくれるような馬でした。ほんとに可愛い子なんでこれからも応援してください」

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小野「(次戦は)オーナーさんと相談」

プリンセスカップ・トリップスと高松亮騎手 (C)岩手県競馬組合

小野望調教師
「スタートの良さは信頼できる馬なので大外でも2番手は獲れるだろうと思っていましたが予想以上にスタートが良かった。あのスタートを見れば“よし”と思いますよね。そこからすぐに取りついてくる馬もおらず、馬にストレスがかかっていない走りだったので、4コーナーを回る時にはこのまま逃げ切れるなという感じで見ていました。いい馬体をしていた馬で、新馬戦でも目一杯仕上げたわけではないのに能力を見せてくれたので、これは本当に力があるんだなと思っていました。きょうはいい勝ち方をしてくれましたし、この先、もう一戦してもいいかそれとも来年に向けて休ませるか。そこはオーナーさんと相談して決めたいと思います」

トリップス 6戦2勝
(牝2・北海道・小野望)
父:ゴルトマイスター
母:メモリアビアンカ
母父:クロフネ
馬主:石川貴久
生産者:ムラカミファーム

【全着順】
1着 トリップス
2着 フェアリーライズ
3着 セイクリスティーナ
4着 ウィルラウス
5着 スルーザミル
6着 トリスティ
7着 サラサチャレンジ
8着 ゴールデンリング
9着 フォーエバートライ
10着 ヴァリュアブル
11着 コンバットスネル
12着 デンコウセッカ

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