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【ブリーダーズカップ2025】吉原寛人「頑張ってきます」…フェブランシェと世界の舞台へ

スパーキングレディーC・フェブランシェと吉原寛人騎手 (C)Hiroki Homma

 東京シティ競馬(TCK)所属のフェブランシェ(牝5・藤田輝信厩舎)が、アメリカのデルマー競馬場で行われるブリーダーズカップフィリー&メアスプリント(G1・ダ1400m)に出走するため、10月22日(水)に日本を出国した。鞍上は吉原寛人騎手を予定しており、コンビで世界の舞台に挑む。

 同レースは現地時間11月1日(土)、日本時間11月2日(日)に実施される。発走時刻は後日発表予定で、日本での勝馬投票券の発売は行われない。

 フェブランシェはリアルスティール産駒の5歳牝馬で、母はマイティースルー(母父クロフネ)。馬主は(有)キャロットファーム、生産はノーザンファーム。これまで16戦6勝の成績を挙げ、通算総収得賞金は1億214万円(うち地方6250万円)。主な勝ち鞍に2024年東京シンデレラマイル(S3)、2025年しらさぎ賞(S3)、スパーキングレディーカップ(Jpn3)がある(10月22日現在)。

 今後は、現地で最終追い切りを行い、11月2日(日・日本時間)にレースへ臨む予定。

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藤田師「コース形態、距離も合う」

●藤田輝信調教師のコメント
・ブリーダーズカップ出走の経緯は
前走のレディスプレリュードで良い結果が出れば、JBCというプランもありました。ただ、距離が原因で結果が出なかった場合の事も考えて、ブリーダーズカップフィリー&メアスプリントに行ける準備はしていました。とても良い競馬はしていたのですが、距離の関係もあって僅かの差で負けてしまいました。(結果を見て)コース形態、距離も合うレースに向かおうと思いました。

・現在のフェブランシェの状態と今後の予定
10月22日(水)日本を出国します。20日(月)国内最終追い切りを終えましたが、調整は順調に進んでいます。現地でもう一本追い切りを行なってレースに向かいたいと思っています。

・吉原騎手帯同について
24日から現地でも調教ができます。その日程に合わせて吉原騎手が付きっきりで調教をつけてくれる予定ですので、とても頼もしく思っています。

・大井、地方競馬を代表しての参戦。意気込みを
大井競馬、地方競馬代表として何がなんでも結果を出したいと思っています。このチャンスをものにしたい、頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします。

●吉原寛人騎手のコメント
・フェブランシェのアメリカ遠征が決まった時の心境は?
本当に嬉しい気持ちと期待に応えなきゃいけない責任感が生まれました。

・現地でも調教に乗られるそうですが
今日のマイルグランプリを乗り、明日出国します。フェブランシェと現地の厩務員さんと二人三脚で、状態を確認しながら、良い状態でレース当日を迎えられるように調教したいと思います。

・レースプランについて
アメリカ競馬のスピードの出る馬場なので、それにしっかり対応できるように馬を作りつつ、レースプランも立てて挑みたいと思います。

・意気込みを
大井競馬所属のフェブランシェ号で、アメリカのデルマー競馬場で行われるブリーダーズカップに挑戦します。日本時刻だと早朝の競馬になってしまいますが、ぜひ応援よろしくお願いします。頑張ってきます。

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