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TCK所属で史上初の快挙!荒山勝徳調教師が地方通算1000勝を達成 

地方競馬通算1000勝を達成した荒山勝徳調教師 (C)東京シティ競馬

 東京シティ競馬(TCK)所属の荒山勝徳調教師が、10月21日(月)に大井競馬第9Rで管理するレゲエビーチ(牡4・1番人気)が勝利し、地方競馬通算1000勝を達成した。TCK所属調教師として地方通算1000勝に到達するのは史上初となる。

 これまでのTCK所属調教師の最多勝記録は、三坂盛雄元調教師の994勝(1973年以降の記録)であり、荒山師はその記録を大きく更新した。

 荒山調教師は1968年12月28日生まれ。2007年3月に調教師免許を取得し、同年7月30日に大井競馬で初出走。9月3日にトカチヒビキで初勝利を挙げた。通算成績は5504戦1000勝、2着794回(10月21日第9競走終了時点)。

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「今年はすごくいい年になった」

 節目の記録達成に際し、荒山師は「自分ではそこまで意識していなかったです。カウントダウンが始まった時から周りは盛り上げてくれていました。すごい数字だなとは改めて思います」、「周りからは昨日で決められるかと思っていたが、弟子の藤田凌が愛嬌なのか一番人気で2回も2着で取りこぼしてくれたんで。今日は今野と安藤洋一がしっかり結果を出してくれました。こんなにスパッと決められるかなと思っていたが、良かったです」とコメント。

 「順調にとまでは言えないが、本当にスタッフ、ジョッキー、素晴らしいオーナー達に恵まれて、素晴らしい馬にも巡り会えてここまでこれたと実感しています」と感謝を述べた。

 また、「今年はコリアカップも勝たせていただいたし、重賞も7つ、素晴らしい勝ち鞍をあげてくれていますし、1000勝という区切りの勝利もあげる事ができました。今年はすごく良い年になったと思います。今年は、まだ2ヶ月ありますが、最後までしっかり結果を出せる厩舎にしていきたいと思います」と今後の抱負を語った。

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