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【富士S】横山武「G1でもチャンスがある馬」ガイアフォースが抜け出す

中央競馬

2025/10/18 20:50

富士Sをガイアフォースで勝利した横山武史騎手

 10月18日、東京競馬場で行われたG2・富士ステークス(芝1600m)は、3番人気のガイアフォースが逃げ切りで重賞2勝目をマークした。2着には59kgを背負った春のマイル王者ジャンタルマンタルが入った。このレースの1着馬にはマイルチャンピオンシップへの優先出走権が与えられる。

富士S、勝利ジョッキーコメント
1着 ガイアフォース
横山武史騎手
「スタートしてからのポジションを決めてなくて、先生と話して、馬のリズムを大事にしていこうねという話でした。それが結果的に、ジャンタルマンタルの前でずっとマークされる形でしたけど、よく頑張ってくれました。結構ジャンタルマンタルは、59キロ背負ってて、かなりハードだったと思うんですけど、それでもあれだけやっぱり追い詰められて、なかなか強い馬だなと思って追ってましたけども、それに応えてくれてガイアフォースもよく頑張ってくれましたし、勝ち切ってくれてなによりです。スタート出てからのリズムで決めようと思ってましたけど、本当に無理することなく2番手取れたので、すごくいい内容の競馬だったと思います。もしまた続けて乗せていただければ、G1もチャンスがある馬だと思いますので、引き続きいい結果を出していければいいなと思っております」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 10月18日、東京競馬場で行われた11R・富士ステークス(G2・3歳上オープン・芝1600m)は、横山武史騎乗の3番人気、ガイアフォース(牡6・栗東・杉山晴紀)が勝利した。1/2馬身差の2着に1番人気のジャンタルマンタル(牡4・栗東・高野友和)、3着に4番人気のソウルラッシュ(牡7・栗東・池江泰寿)が入った。勝ちタイムは1:31.7(良)。

 2番人気で武豊騎乗、マジックサンズ(牡3・栗東・須貝尚介)は、10着敗退。

【セントライト記念】松山「相手を倒しに自分から動いた」ガイアフォース重賞初制覇

安田記念ワンツーの一騎打ち

富士Sを勝利したガイアフォース

 横山武史騎手の3番人気、ガイアフォースが2022年9月のセントライト記念以来、約3年ぶりとなる重賞2勝目を挙げた。直線では、安田記念を制したジャンタルマンタルとの激しい一騎打ちに。先に抜け出したガイアフォースに、ジャンタルマンタルが鋭く迫ったものの、最後まで前を譲らず半馬身差で押し切った。ダートや長距離など、様々な条件で経験を積んできたその歩みが、ここで確かな力となって実を結んだ。

ガイアフォース 19戦4勝
(牡6・栗東・杉山晴紀)
父:キタサンブラック
母:ナターレ
母父:クロフネ
馬主:KRジャパン
生産者:追分ファーム

【全着順】
1着 ガイアフォース 横山武史
2着 ジャンタルマンタル 川田将雅
3着 ソウルラッシュ 団野大成
4着 ジュンブロッサム 石川裕紀人
5着 ウンブライル C.ルメール
6着 キープカルム 坂井瑠星
7着 ファーヴェント 佐々木大輔
8着 シャンパンカラー 戸崎圭太
9着 ウォーターリヒト 菅原明良
10着 マジックサンズ 武豊
11着 ニシノスーベニア 大野拓弥
12着 レイベリング 津村明秀
13着 グリューネグリーン 石橋脩
14着 シャイニーロック 山本聡哉

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