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松本若菜、「馬になめられるな」佐藤浩市のひと言に込められた“現場の哲学”

エンタメ

2025/10/19 18:00

『ザ・ロイヤルファミリー』の場面カット ©TBSスパークル/TBS

TBS系日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』(日曜よる9時)の第2話が本日10月19日よる9時から放送される。放送に先立ち、出演の松本若菜が報道陣の合同インタビューに応じ、撮影現場でのエピソードや第2話の見どころを語った。

同作は競馬の世界を舞台に20年にわたる人間と競走馬の壮大なストーリーを描く物語。税理士事務所を営む父親を尊敬し自分も同じ税理士という道を選んだ栗須栄治(妻夫木聡)は、「一緒に働かないか」と言った父の期待に応えることができなかったことを後悔し、税理士という仕事に希望を見出せなくなった。そんな中、人材派遣会社「ロイヤルヒューマン社」の社長で馬主の山王耕造(佐藤浩市)と出会い、人生が大きく動き出す。松本は、競走馬の生産・育成牧場で有名な北海道・日高地方にある実家の牧場を手伝う野崎加奈子を演じる。

【動画】ザ・ロイヤルファミリー2話予告

支えになったのが佐藤浩市のひと言

『ザ・ロイヤルファミリー』の場面カット ©TBSスパークル/TBS

「お馬さんは生き物なので、なかなか私たちの思うようには動いてくれないじゃないですか」
松本が笑顔でそう語ると、現場での緊張と温かさが同時に伝わってくる。

「仔馬は大人の馬に比べて人間と触れ合う機会が圧倒的に少ないので、撮影隊がお邪魔するときも極力最少人数で近づいたりしていたのですが、それでもどうしても慣れないことに最初はビックリしていました。でも段々と慣れてきてくれて」と慎重に言葉を選ぶ。

そんな中、現場で支えになったのが佐藤浩市のひと言だった。

「馬になめられるな」

「『人間として上に立つというよりは、フェアでいるためになめられてはいけない』ということも聞いたので、育成牧場で働く加奈子としても、松本若菜としても、その気持ちでお馬さんと接していました」と語る。

「お馬さんは、私たちのちょっとした気持ちの動きとかも感じているのかなと思います。役に入ってシーンを演じると機微みたいなものを感じてくれたのかなと思ったりしたこともあります」

2話については、「競馬事業部の存続をかけて夢を託す競走馬にも注目してほしい」と語り、「2話はお馬さんの感情みたいなものも出るお話になっています。ぜひ、観て頂きたいです」と笑顔で締めくくった。

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