TBS系日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』（日曜よる9時）の第2話が本日10月19日よる9時から放送される。放送に先立ち、出演の松本若菜が報道陣の合同インタビューに応じ、撮影現場で感じた日高の空気、そして加奈子という女性への思いを語った。

同作は競馬の世界を舞台に20年にわたる人間と競走馬の壮大なストーリーを描く物語。税理士事務所を営む父親を尊敬し自分も同じ税理士という道を選んだ栗須栄治（妻夫木聡）は、「一緒に働かないか」と言った父の期待に応えることができなかったことを後悔し、税理士という仕事に希望を見出せなくなった。そんな中、人材派遣会社「ロイヤルヒューマン社」の社長で馬主の山王耕造（佐藤浩市）と出会い、人生が大きく動き出す。松本は、競走馬の生産・育成牧場で有名な北海道・日高地方にある実家の牧場を手伝う野崎加奈子を演じる。

「撮影に入る前に生産牧場で働く方の1日の動きを資料として頂いたのですが、分刻みで、まあ忙しいんですよ」と話し始めた松本。子育てをしながら父親と2人で牧場を切り盛りする加奈子を演じ、「牧場を経営するってものすごく大変なことなのだなと思いました」と率直に語る。

「強い馬同士を掛け合わせても、強い馬になるかは分からないそうです」と“血統を繋ぐことの不確かさ”にも触れた松本は、「だけど、そういうふうにしてサラブレットを育てていかないと『後世に残る馬はできない、進化していく馬はできない』という想いを感じました」と撮影で得た実感を言葉にした。