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【南部杯】川田「素晴らしい走りで勝ち切ってくれてホッとしています」ウィルソンテソーロが交流G1・2勝目
2025/10/13 20:35
10月13日、盛岡競馬場で行われた交流G1・南部杯(ダ1600m)は、4番人気のウィルソンテソーロが快勝。サウジ、ドバイなど様々な地域で走った経験豊富な同馬が貫禄の勝利を飾った。2着には初ダート参戦となったシックスペンスが好位から粘り込んだ。1番人気のサンライズジパングは追走いまひとつで、直線もジリジリとした伸びにとどまり4着までだった。
南部杯、勝利ジョッキーコメント
1着 ウィルソンテソーロ
川田将雅騎手
「素晴らしい走りで勝ち切ってくれてホッとしています。世界でも戦いながら1800、2000mと走ってきてくれている馬なのですが、1600mが1番ちょうど良いとは常々思っていました。とにかく気持ちよく競馬が出来れば、結果は伴えるなとレース前は思っていました。とてもリズム良く走ってくれましたし、手応え通り、リズム通りで安心して直線に向きました。サウジ、ドバイ、帝王賞、東京大賞典、チャンピオンズカップと1800m、2000mのレースばかりですので、1600mのダートは中々なく、トライしづらいところではありました。1番最初に名古屋で乗った感触では(1500m)、それでもちょっと力んで長いという感触でした。長いこと時間をかけて、しっかりと我慢出来るように作ってきての1800m、2000mでしたので、きょうは我慢することなく、とにかくこの馬が気持ちよく走れるリズムでというところが1600mでした。いつもは出し切る形で1800、2000m走っていますので、きょうは出し切るというより、疲れ果てたという感じではなく、気持ちよくゴールを通過出来たと思います。無事にウィルソンが頑張ってくれたおかげで皆様の前に立てましたし、これからも彼らしく頑張ってくれると思いますので、また応援いただけたらと思います」
レース結果、詳細は下記のとおり。
10月13日、盛岡競馬場で行われた12R・南部杯(Jpn1・3歳上・ダ1600m)は、川田将雅騎乗の4番人気、ウィルソンテソーロ(牡6・美浦・高木登)が快勝した。4馬身差の2着に5番人気のシックスペンス(牡4・美浦・国枝栄)、3着に2番人気のペプチドナイル(牡7・栗東・武英智)が入った。勝ちタイムは1:34.3(良)。
1番人気で武豊騎乗、サンライズジパング(牡4・栗東・新谷功一)は、4着敗退。
【動画】豪華メンバーが揃った南部杯久々のマイル戦をクリア

川田将雅騎乗の4番人気、ウィルソンテソーロが交流G1・2勝目をマークした。好メンバー後揃った一戦。向こう正面では先行争いを見ながらの一角で、馬群の中6番手付近。久々のマイル戦も追走は楽な雰囲気で進出して行った。4コーナーでは2列目まで進出。直線に向いてからの脚色は一頭抜けており、ラスト1ハロン付近であっという間に先頭に立つと、そのまま4馬身2着以下を突き放した。2着には初ダートだったシックスペンスが前々から粘り込んだ。
ウィルソンテソーロ 25戦9勝
(牡6・美浦・高木登)
父:キタサンブラック
母:チェストケローズ
母父:Uncle Mo
馬主:了德寺健二ホールディングス
生産者:リョーケンファーム
【全着順】
1着 ウィルソンテソーロ 川田将雅
2着 シックスペンス 御神本訓史
3着 ペプチドナイル 藤岡佑介
4着 サンライズジパング 武豊
5着 エコロクラージュ 小牧太
6着 シャマル 石川倭
7着 ミックファイア 山本聡哉
8着 リメイク 矢野貴之
9着 クラウンプライド 吉原寛人
10着 イグナイター 笹川翼
11着 スプラウティング 塚本涼人
12着 ヘリオス 山本政聡
13着 レライタム 高橋悠里
14着 サンエイコンドル 高松亮
15着 マイネルアストリア 関本玲花
16着 ゼットセントラル 菅原辰徳

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