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妻夫木聡主演『ザ・ロイヤルファミリー』今夜スタート…競馬の世界を舞台に“人と馬の20年”を描く 1話あらすじ

エンタメ

2025/10/12 18:02

 TBS系・日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』が、今夜10月12日(日)よる9時から放送を開始する。主演は妻夫木聡。共演には佐藤浩市、目黒蓮、松本若菜、沢村一樹、黒木瞳、小泉孝太郎ら豪華俳優陣が顔を揃える。原作は山本周五郎賞やJRA賞馬事文化賞を受賞した作家・早見和真氏の小説で、競馬の世界を舞台に人と馬が紡ぐ20年にわたる人間ドラマが描かれる。

 栗須栄治(妻夫木聡)は大手税理士事務所に勤務しているが、あることをきっかけに税理士としての挫折を味わい希望を見出せなくなってしまっていた。そんなときにロイヤルヒューマン社から競馬事業部の実態調査を依頼される。

 ロイヤルヒューマン社は山王耕造(佐藤浩市)が一代で築き上げた人材派遣会社だが、しかし、耕造が推し進める競馬事業部は赤字続きで、それをよく思わない耕造の息子で人事統括部長の優太郎(小泉孝太郎)が、競馬事業部撤廃をもくろみ調査を依頼してきたのだった。一方で、耕造の妻・京子(黒木瞳)も競馬事業を毛嫌いしていた。

【動画】1話ゲストの今村聖奈、丸田恭介、菅原隆一

ライバル馬主との競り合い、耕造の情熱、そして加奈子との再会――。

『ザ・ロイヤルファミリー』第1話の場面カット ©TBSスパークル/TBS

 栗須は耕造に会いに指定してきた北海道のセリ会場へ赴くが、早速遅刻してしまう。その時、会場では耕造がどうしても手に入れたかった新馬を、ライバル馬主の椎名善弘(沢村一樹)が耕造を負かし競り落としていた。初めて見たセリの光景に唖然とする栗須を横目に、耕造は遅刻を叱責するも、その後の馬主業務につき合わせ、所有するある一頭の愛馬を紹介する。栗須はこれまで競馬とは縁のない生活だったので驚くことばかり。さらに、今は北海道で実家のファームを手伝う元恋人・野崎加奈子(松本若菜)と思わぬ再会も果たす。

 調査を終え、予定通り競馬事業部撤廃のための報告を行った栗須だが、あることが気になり加奈子に連絡すると、競走馬の世界の現実を聞きショックを受ける。

 そんな耕造や加奈子の馬への熱い思いが、税理士の仕事への向き合い方に悩んでいた栗須の心を突き動かす。そして再び北海道へ。税理士として、人として悩み抜いた末に出した答えとは……栗須の新たな挑戦が始まる――。

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