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【ジャパンダートクラシック】ルメール「加速出来なかった」クレーキング

JDC・クレーキングとC.ルメール騎手 (C)Hiroki Homma

 東京ダービー2着のクレーキングは伸び切れずに5着までだった。道中は好位で立ち回っていたものの、ペースアップしたところでやや一杯の走りに。それでも大きく崩れることはなく、直線でも踏ん張っていた。伸び切れずに勝ち負けには絡めなかったが、精一杯の走りは見せた。

5着 クレーキング
C.ルメール騎手
「良いポジションは取れましたが、向こう正面から忙しくなりました。ずっと一杯一杯でしたが、3、4コーナーでは我慢していました。また伸びてくれると思ったけど、加速出来ませんでした。ゴールまで頑張ってくれましたが切れ味がなかったです」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 10月8日、大井競馬場で行われた11R・ジャパンダートクラシック(Jpn1・3歳・ダ2000m)は、戸崎圭太騎乗の3番人気、ナルカミ(牡3・美浦・田中博康)が快勝した。3馬身差の2着に1番人気のナチュラルライズ(牡3・美浦・伊藤圭三)、3着に2番人気のルクソールカフェ(牡3・美浦・堀宣行)が入った。勝ちタイムは2:03.7(良)。

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ナチュラルライズは2着に敗れる

JDC レース写真 (C)Hiroki Homma

 圧巻の逃げ切り劇となった。ナチュラルライズの三冠を阻止したのは、気迫に満ちた走りを見せたナルカミ。勝負どころでは二冠馬との一騎打ちかと思われたが、抜群の手応えでスッと突き放す。直線ではその差をさらに広げ、終わってみれば3馬身差の完勝。三冠阻止の主役として、今後の飛躍を強く印象づける勝ちっぷりだった。

◇ダート三冠競走とは
3歳馬によるダート路線の頂点を決めるシリーズ。春の「羽田盃」、初夏の「東京ダービー」、秋の「ジャパンダートクラシック」で構成され、2024年からJRAと地方所属馬が同条件で競う新体系となった。芝のクラシック三冠に相当する位置づけとして、ダート界の最重要タイトルとされている。

ナルカミ 6戦5勝
(牡3・美浦・田中博康)
父:サンダースノー
母:オムニプレゼンス
母父:ディープインパクト
馬主:ゴドルフィン
生産者:ダーレー・ジャパン・ファーム

【全着順】
1着 ナルカミ 戸崎圭太
2着 ナチュラルライズ 横山武史
3着 ルクソールカフェ 佐々木大輔
4着 ハグ 川田将雅
5着 クレーキング C.ルメール
6着 ケンシレインボー 山中悠希
7着 ナイトオブファイア 矢野貴之
8着 シーソーゲーム 御神本訓史
9着 アドマイヤデイトナ 坂井瑠星
10着 ソルジャーフィルド 小野楓馬
11着 ドンインザムード 松山弘平
12着 ユウユウスキー 吉井章
13着 スマイルマンボ 吉原寛人
14着 カセノタイガー 野畑凌
15着 スキャロップ 江里口裕輝
16着 フレンドローマ 鷹見陸

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