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【ジャパンダートクラシック】矢野「これからの馬です」大井のナイトオブファイアは7着
2025/10/8 21:44
春は羽田盃2着、東京ダービー4着と上位争いを演じたが、三冠最終戦では7着と力を出し切れず。中団外目を回る厳しい展開で、3コーナー手前から進出を試みたものの、直線では伸びを欠いた。本来の能力は発揮できず、悔しさの残る一戦となった。
7着 ナイトオブファイア
矢野貴之騎手
「雰囲気はすごく良かったです。外外を回される展開できつい競馬になってしまいました。もう少し内々で我慢出来れば違った結果だったかなと思いますが、それにしても前2頭は強かったと思います。これからの馬です」
レース結果、詳細は下記のとおり。
10月8日、大井競馬場で行われた11R・ジャパンダートクラシック(Jpn1・3歳・ダ2000m)は、戸崎圭太騎乗の3番人気、ナルカミ(牡3・美浦・田中博康)が快勝した。3馬身差の2着に1番人気のナチュラルライズ(牡3・美浦・伊藤圭三)、3着に2番人気のルクソールカフェ(牡3・美浦・堀宣行)が入った。勝ちタイムは2:03.7(良)。
ナチュラルライズは2着に敗れる

圧巻の逃げ切り劇となった。ナチュラルライズの三冠を阻止したのは、気迫に満ちた走りを見せたナルカミ。勝負どころでは二冠馬との一騎打ちかと思われたが、抜群の手応えでスッと突き放す。直線ではその差をさらに広げ、終わってみれば3馬身差の完勝。三冠阻止の主役として、今後の飛躍を強く印象づける勝ちっぷりだった。
◇ダート三冠競走とは
3歳馬によるダート路線の頂点を決めるシリーズ。春の「羽田盃」、初夏の「東京ダービー」、秋の「ジャパンダートクラシック」で構成され、2024年からJRAと地方所属馬が同条件で競う新体系となった。芝のクラシック三冠に相当する位置づけとして、ダート界の最重要タイトルとされている。
ナルカミ 6戦5勝
(牡3・美浦・田中博康)
父:サンダースノー
母:オムニプレゼンス
母父:ディープインパクト
馬主:ゴドルフィン
生産者:ダーレー・ジャパン・ファーム
【全着順】
1着 ナルカミ 戸崎圭太
2着 ナチュラルライズ 横山武史
3着 ルクソールカフェ 佐々木大輔
4着 ハグ 川田将雅
5着 クレーキング C.ルメール
6着 ケンシレインボー 山中悠希
7着 ナイトオブファイア 矢野貴之
8着 シーソーゲーム 御神本訓史
9着 アドマイヤデイトナ 坂井瑠星
10着 ソルジャーフィルド 小野楓馬
11着 ドンインザムード 松山弘平
12着 ユウユウスキー 吉井章
13着 スマイルマンボ 吉原寛人
14着 カセノタイガー 野畑凌
15着 スキャロップ 江里口裕輝
16着 フレンドローマ 鷹見陸
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