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【レディスプレリュード】橋口師「JBCに行くことになるかと思う」初ダート・ビヨンドザヴァレーが交流重賞初制覇
2025/10/7 21:44
10月7日、大井競馬場で行われた牝馬の交流重賞・レディスプレリュード(ダ1800m)は、菱田裕二騎乗の初ダート挑戦、ビヨンドザヴァレーが大外から差し切りを決めて交流重賞初制覇を飾った。断然1番人気に推されたテンカジョウは出遅れ響いて2着まで。
1着 ビヨンドザヴァレー
橋口慎介調教師
「使ってみるまではダート適正に関して、半信半疑な部分もあったのですが、ここまで良いレースをしてくれて本当に嬉しいです。外からじわっと上がっていって、途中で馬の後ろにいれてもキックバックを嫌がっていなかったので、これはなかなか良さそうだと思って見ていました。(今日の馬の様子は)前走は若干、余裕残しの体をしていたので、今回は本当に良い状態に仕上がったと思います。(次走の予定は)馬の状態を見て、JBCに行くことになるかと思います。ダートで強い走りを見せてくれました。みなさん、応援ありがとうございました」
レース結果、詳細は下記のとおり。
10月7日、大井競馬場で行われた11R・レディスプレリュード(Jpn2・3歳上牝・ダ1800m)は、菱田裕二騎乗の5番人気、ビヨンドザヴァレー(牝5・栗東・橋口慎介)が勝利した。クビ差の2着に1番人気のテンカジョウ(牝4・栗東・岡田稲男)、3着に4番人気のバスタードサフラン(牝4・栗東・渡辺薫彦)が入った。勝ちタイムは1:52.9(良)。
2番人気で吉原寛人騎乗、フェブランシェ(牝5・大井・藤田輝信)は、4着敗退。
テンカジョウは大きく出遅れるも2着

菱田裕二騎乗の5番人気、ビヨンドザヴァレーがが初ダートを克服して嬉しい重賞初制覇を飾った。スタートでは断然人気のテンカジョウが出遅れて場内はどよめいた。ビヨンドザヴァレーは道中5番手から。外目を追走して、直線でも大外からの競馬で、ゴール前は4頭横並びの大激戦に。内からスルスルと出遅れたはずのテンカジョウが抜け出す意地を見せたが、大外からビヨンドザヴァレーが僅かに突き抜けていた。
ビヨンドザヴァレー 20戦5勝
(牝5・栗東・橋口慎介)
父:イスラボニータ
母:リリーオブザヴァレー
母父:Galileo
馬主:社台レースホース
生産者:社台ファーム
【全着順】
1着 ビヨンドザヴァレー 菱田裕二
2着 テンカジョウ 松山弘平
3着 バスタードサフラン 酒井学
4着 フェブランシェ 吉原寛人
5着 ベルグラシアス 町田直希
6着 マテリアルガール 山中悠希
7着 ラブラブパイロ 西啓太
8着 タクシンイメル 高倉稜
9着 アンモシエラ 横山武史
10着 ローリエフレイバー 野畑凌
11着 シトラルテミニ 矢野貴之
12着 アンティキティラ 多田羅誠也
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