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【仏フォレ賞】マラノアチャーリー圧巻逃走劇…ルメートル&ヘッド師がフォレ賞連覇
2025/10/6 21:15
現地10月5日、パリロンシャン競馬場で行われたG1・フォレ賞(芝1400m)は、A.ルメートル騎乗のマラノアチャーリー(牡3・C.ヘッド)が圧巻の逃げ切り勝ち。昨年のラマチュエルに続いて、ルメートル騎手&ヘッド師のコンビは連覇となった。
レースはスタート直後からマラノアチャーリーが主導権を握る展開。リズム良く流れるマイペースの逃げで、後続勢を寄せつけずそのままゴールまで押し切った。勝ち時計は1分20秒8(重)。1馬身1/4差の2着にザリガナ(牝3・F.グラファール)、3着にはイギリスのテンボブトニー(牡4・E.ウォーカー)が入った。
【動画】フォレ賞レース映像ヘッド師「ウートンバセットの後継として貴重な存在」
勝利したマラノアチャーリーを管理するC.ヘッド調教師は、昨年のラマチュエルに続くフォレ賞連覇を喜びながら次のように語った。「マラノアチャーリーは本当に素晴らしい馬です。馬場を問わず走れますし、距離もマイルまで十分対応できるタイプ。2歳時から成長を重ね、海外遠征でも強さを見せてきました。ようやくG1を勝てて、感慨深いです。父ウートンバセット亡き今、この馬はその血を継ぐ貴重な存在。来年以降はマイル挑戦、そして将来的には種牡馬入りの可能性もあると思います。アメリカ遠征、ブリーダーズカップのような舞台も検討したいですね」
また、1番人気に支持されていた、アガカーン殿下が所有る2着に入ったザリガナについては、管理するF.グラファール調教師がこう語る。「本当に素晴らしい走りでした。楽な手応えで進んでいきますが、彼女は少し“騙して乗る”くらいがちょうどいいタイプ。バルザローナ騎手の我慢が光りました」と振り返っていた。
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