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【凱旋門賞】日本勢最先着はビザンチンドリーム、今年も悲願ならず…勝利したのはフランスの伏兵ダリズ

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2025/10/5 23:13

凱旋門賞・ダリズとM.バルザローナ騎手

 現地10月5日、パリロンシャン競馬場で行われた第104回凱旋門賞(G1・3歳上牡牝・芝2400m)で、M.バルザローナ騎乗、ダリズ(牡3・仏・F.グラファール)が直線での激しい追い比べを制した。2着にはC.スミヨン騎乗のミニーホーク(牝3・愛・A.オブライエン)、3着にはS.パスキエ騎乗のソジー(牡4・仏・A.ファーブル)が入った。日本勢はビザンチンドリームが5着入線が最先着。勝ちタイムは2:29.17(重)。

 日本から参戦したO.マーフィー騎乗のビザンチンドリーム(牡4・栗東・坂口智康)は5着、北村友一騎乗のクロワデュノール(牡3・栗東・斉藤崇史)は14着、C.ルメール騎乗のアロヒアリイ(牡3・美浦・田中博康)は16着に敗れた。

【動画】今年も日本勢の悲願ならず…凱旋門賞

今年も日本勢の悲願ならず…

 今年も厳しい結果が待っていた。直前にまとまった降雨があり不穏な空気に。クロワデュノール、アロヒアリイは五分のスタート。ビザンチンドリームはやや出遅れ。向こう正面ではクロワデュノールが逃げる形の展開で予想外の隊列になった。アロヒアリイは馬群でもがく格好。最内をロスなく運んでいったビザンチンドリームは絶好の手応えに見える。直線ではクロワデュノールが早々に後退。

 オープンストレッチの最内からビザンチンドリームが伸びて来たが、ゴール前では他馬と脚色が同じに。日本勢の応戦はここまでだった。馬場の真ん中を人気のミニーホーク、ダリズが並ぶように突き抜けて来た。ゴール前では前哨戦でクロワデュノールの2着だったダリズが抜け出していた。1969年のスピードシンボリに始まる挑戦から半世紀。日本馬の夢は、今回もヨーロッパ最高峰の頂には届かなかった。

【全着順】
1着 ダリズ・仏
2着 ミニーホーク・愛
3着 ソジー・仏
4着 ジアヴェロット・英
5着 ビザンチンドリーム・日
6着 アローイーグル・仏
7着 カルパナ・英
8着 ルファール・仏
9着 キジサナ・仏
10着 ホタツェル・愛
11着 アヴァンチュール・仏
12着 ホワイトバーチ・愛
13着 ゲゾラ・仏
14着 クロワデュノール・日
15着 クアリフィカー・仏
16着 アロヒアリイ・日
17着 ロスアンゼルス・愛
出走取消 エストレンジ

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