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【凱旋門賞】北村友「非常に難しい枠だなと思います」…クロワデュノールは大外へ
2025/10/4 08:03
10月5日(日)フランス・パリロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞(G1・芝2400m)に出走予定のJRA所属3頭について、日本時間10月3日(金)の調教状況と関係者コメントが発表された。
クロワデュノール(牡3・栗東・斉藤崇史)は、シャンティイのリオン坂路でキャンター調整。北村友一騎手は「ここに来るまで、関わっているスタッフの全ての方々が全力を尽くしてクロワデュノールを良くしようと頑張ってくださっている姿を間近で見てきて、そういったことを踏まえてレースに臨みたいと思いますし、良い走りをお見せできるように頑張りたいです」と意気込みを述べたが、17番ゲートについては「非常に難しい枠だなと思います。自分の中でも凱旋門賞のイメージを何となく作ってきましたが、そのイメージを作り変えないといけないと思います」と慎重に語った。
田中博師「良い枠に入った」
アロヒアリイ(牡3・美浦・田中博康)は、同じくシャンティイ調教場のリオン坂路でキャンター調整。田中調教師は「2ヶ月を越える滞在になって、ここまで前哨戦を勝つことができてチャンスがあるな、という形で本番を迎えられるということを嬉しく思います。それに応えてくれている馬やスタッフ、オーナーの想いに感謝の気持ちで一杯です。良い状態で出走させられるように調整していきたいと思います」と語った。
枠順はゲート4番となり「良い枠に入ったと思います。内に越したことはないと思っていますし、並びを見ても大きな支障はないと思っています。ゲートがそれほど速い馬ではないので、枠順のメリットを活かせるようにジョッキーとこれから相談したいと思います」と前向きな姿勢を見せた。
ビザンチンドリーム(牡4・栗東・坂口智康)もリオン坂路でキャンター調整。坂口調教師は「本番までしっかり調整してレースを迎えたいと思います」と述べ、15番枠については「与えられた枠順で一生懸命頑張ります」とコメントした。3頭はいずれも順調に調整を進めており、日本勢悲願の凱旋門賞制覇に挑む。
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