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【凱旋門賞】斉藤崇史調教師、4年前の悔しさを糧に…ダービー馬クロワデュノールで再挑戦

海外競馬 フランス

2025/10/3 06:10

プランスドランジュ賞・クロワデュノールと北村友一騎手 (C)平松さとし

 4年前、クロノジェネシスとともに凱旋門賞に挑んだが悔しい結果に終わった斉藤崇史調教師。その経験を糧に、今年は日本ダービー馬クロワデュノールで再び凱旋門賞に挑む。

 シャンティイでの共同記者会見で斉藤師は「2021年の時は、レース終わってすぐにトレーニングがハードだったかなと思いました。その後ドバイ、サウジと色々な国に行かせてもらいました。その中で色々な馬たちが色々なことを教えてくれました。4年間で積み上げたものを凱旋門賞で試せていると思っています」と振り返り、海外遠征を通じて得た経験と学びを強調した。

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「心配はしていない」

 クロワデュノールは前哨戦プランスドランジュ賞(G3・芝2000m)を制覇。やや軟らかい馬場でも力を示し、フランス適性を証明した。斉藤師は「(キャリアの浅いですが)過去にも少ない経験で勝った馬はいるので、心配はしていない」と自信を示す。

 さらに馬場状態については「前走もそれなりに悪い馬場でしたし、あれくらいならこなせるのかなと思いますが、最後は2着馬に詰め寄られたことを考えるとわからないなとは思います」とコメントした。

 悲願の凱旋門賞制覇へ向けて、日本ダービー馬クロワデュノールは、日本競馬の夢を背負い、斉藤師とともにパリロンシャンのゲートへ向かう。

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