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【園田チャレンジC】中央で磨いた末脚、地方で花開く…ロレンツォが重賞初制覇

園田チャレンジカップ・ロレンツォと赤岡修次騎手 (C)兵庫県競馬組合

 9月26日、園田競馬場で行われた11R・園田チャレンジカップ(3歳上・ダ1400m)は、赤岡修次騎乗の2番人気、ロレンツォ(牡7・高知・田中守)が勝利した。1/2馬身差の2着にミスズグランドオー(牡7・高知・目迫大輔)、3着に1番人気のオマツリオトコ(牡5・兵庫・長倉功)が入った。勝ちタイムは1:27.9(稍重)。

 レース序盤、ミルトプライムが先行、高知から出走のミスズグランドオー、スマートビクターらと続いてロレンツォは後方から。3~4コーナーで中団までポジションを上げたロレンツォが直線で抜群の末脚を発揮、ゴール僅か手前で2着ミスズグランドオーを差し切って勝利。ロレンツォはこれが記念すべき重賞初制覇、管理する田中守調教師は昨年のイモータルスモークに続いて同競走連勝を果たした。

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「動くと信じて」

園田チャレンジカップ・ロレンツォと赤岡修次騎手 (C)兵庫県競馬組合

1着 ロレンツォ
赤岡修次騎手
「3コーナーを周る頃には捕えられる感覚がありました。馬がコーナーで少し外に張りながら走る癖があるので、直線できっちり手前を変えて前を向いてハミを噛んでくれたらと思っていたらグングンいってくれて手応え十分でした。メンバーも速くて後方からになりましたが、中央時代も後ろから上がり最速で走ってきていた馬なので、動くと信じて実際動いてくれたので良かったです。距離にも融通が利きそうな馬なので、まだこれから楽しみがあると思います。今は高知にも強い馬がいますし、園田の強い馬が高知で活躍もしていますし、良い刺激になっています。お互い高め合ってそれぞれの所属馬が強くなっていければよいなと思います」

ロレンツォ 26戦6勝
(牡7・高知・田中守)
父:ロードカナロア
母:マリアフィオーレ
母父:ハーツクライ
馬主:稲場澄
生産者:伏木田牧場

【全着順】
1着 ロレンツォ
2着 ミスズグランドオー
3着 オマツリオトコ
4着 ルコルセール
5着 イモータルスモーク
6着 タマモマスラオ
7着 ミステリーボックス
8着 ミルトプライム
9着 スマートビクター
10着 グリュースゴット

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