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【浦和・オーバルスプリント】モレイラ「右回りの1200mベスト」レース後ジョッキーコメント
2025/9/24 06:10
9月23日、浦和競馬場で行われた交流G3・オーバルスプリント(ダ1400m)は、1番人気のJRA馬、サンライズフレイムが人気に応えた。2番人気のエートラックスはスタート前にゲートを飛び出してしまうアクシデントも響いたのか7着、3番人気の武豊騎乗、ガビーズシスターは伸びきれず4着に敗れた。
オーバルスプリント、レース後ジョッキーコメント
1着 サンライズフレイム
菱田裕二騎手
「オッズが最後は分からなかったんですけど、本当に力のある馬に乗せていただいて、今日ずっとここに来るまで勝つことをイメージしてきました。その通りの結果になってすごく嬉しいです。隣の馬が出てしまうトラブルとかあったんですけど、いい意味でというか、待たされたことで凄く大人しくしてくれていましたし、振り返ってみてもダートスタートの時はスタートがやっぱり速くて、今日も二の脚がすごく速かったです。想定していた以上にいいポジションが取れました。もう少しゆっくりしてもいいかなと思ったんですけど、馬なりで先頭の馬を交わしていく手応えだったので、直線も短いですし、変にブレーキをかけるよりかはいいかなと思って乗りました。脚色衰えることなくゴールまで走ってくれました。(ゴールした瞬間)もう本当に嬉しかったです。大きな馬で飛びが大きい馬なので、こういう小さなコーナーはどういう風に走ってくれるかなと思ったんですけど、バランス崩したなとか、スピードのノリが悪かったなっていうところは全くなく、すごく上手に走ってくれたと思います。調教とかがどちらかというと簡単なタイプの馬ではないと思いますし、本当に調整含め、すごく難しい部分もあると思うんですけど、今回本当にうまく調整していただきましたし、いつも僕が騎乗させてもらう時は本当にいい状態で、力のある馬に乗せていただいてすごく嬉しいです。浦和競馬場に来させていただくのは2回目なんですけど、本当にたくさんの方に来ていただいて、すごく声援を送っていただいて、勝つこともできたので本当に嬉しいです。またこの競馬場に来て勝利できることを目指して、これからまた技術を磨いて頑張りたいと思います。またよろしくお願いします」
石坂公一調教師
「もう素直に嬉しいですね。やっと勝てたという思いです。夏場前走走りましたけど、それほどダメージもなかったので、早い段階からこのレースに向かいたいなと思っていました。調整もすごく順調で、いい状態で持ってこれたなと思っていました。ジョッキーともいい枠を引いたので、ある程度の位置にとは話していましたが、内容はジョッキーに任せていました。最初からすごい理想通りの展開で、直線向いた頃にはこれはしっかり勝ち切れるなと安心して見ていました。(レース後、菱田騎手には何か声をかけられましたか?)菱田のおかげだよ、と(声をかけました)。もともと少し乗り難しいところがある馬で、このコースをこなせるかどうかっていうのは、試金石の一戦だったとは思います。このレースをしっかり勝ち切ってくれたことで、今後の選択肢も広がったと思います。(サンライズフレイムの強さや魅力は)やっぱり爆発力ですね。しっかりとどんな展開でも脚を使ってくれる、非常に素晴らしい馬だと思います。今後に関しては未定なんですが、このコースを克服してしっかり強い勝ち方をしてくれたのは非常に大きいレースだったと思います。選択肢もかなり広がったと思いますので、これからがさらに楽しみです。サンライズフレーム号を応援していただき誠にありがとうございます。しっかりと強い勝ち方をお見せすることができて一安心しています。これからもこの馬のことを応援してあげてください。よろしくお願いいたします」
2着 アウストロ
秋元耕成騎手
「半信半疑だったけど、よく走ってくれました。斤量 54キロは少しプラスになったかな」
3着 ムエックス
張田昂騎手
「ペースが落ち着いて流れなかったです。スタートから出して行っているけど…。きょうは内が伸びなかったし、展開ひとつですね」
武豊「カーブも回りにくそうだった」

4着 ガビーズシスター
武豊騎手
「外枠で外々のレースになって、カーブも回りにくそうに走っていました。コーナーのスピード乗りも悪かったです」
5着 ティントレット
矢野貴之騎手
「窮屈な競馬になって並びが悪くなってしまいました。スムーズならもっとやれると思います」
7着 エートラックス
J.モレイラ騎手
「状態は良さそうでしたが、終始外に張り気味で力んでいました。右回りの 1200mがベストです」
レース結果、詳細は下記のとおり。
9月23日、浦和競馬場で行われた11R・オーバルスプリント(Jpn3・3歳上・ダ1400m)は、菱田裕二騎乗の1番人気、サンライズフレイム(牡5・栗東・石坂公一)が快勝した。3馬身差の2着に8番人気のアウストロ(牡5・浦和・小澤宏次)、3着に4番人気のムエックス(牡7・船橋・張田京)が入った。勝ちタイムは1:24.8(良)。
2番人気でJ.モレイラ騎乗、エートラックス(牡4・栗東・宮本博)は、7着敗退。
人気に応える

菱田裕二騎乗の1番人気、サンライズフレイムが嬉しい交流重賞初制覇を飾った。レースではスタートダッシュを利かせて最初の2、3番手へ。積極的に先行、向こう正面でもポジションは譲らず、勝負どころから早め先頭の競馬を見せて押し切りを図ると、直線でももうひと伸びして2着以下に3馬身差の完勝。1番人気に応える素晴らしい走りを披露した。
サンライズフレイム 15戦8勝
(牡5・栗東・石坂公一)
父:ドレフォン
母:マストバイアイテム
母父:アフリート
馬主:ライフハウス
生産者:下河辺牧場
【全着順】
1着 サンライズフレイム 菱田裕二
2着 アウストロ 秋元耕成
3着 ムエックス 張田昂
4着 ガビーズシスター 武豊
5着 ティントレット 矢野貴之
6着 ハッピーマン 坂井瑠星
7着 エートラックス J.モレイラ
8着 ストライクオン 本田正重
9着 オメガレインボー 野畑凌
10着 ツーシャドー 福原杏
11着 ジゼル 笹川翼
12着 トーセンサンダー 安藤洋一

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