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【水沢・青藍賞】岩手の実力馬ヒロシクン、フジユージーンとの直接対決を制す

地方競馬 岩手競馬

2025/9/21 20:32

青藍賞・ヒロシクンと高松亮騎手 (C)岩手県競馬組合

 9月21日、水沢競馬場で行われた11R・青藍賞(M2・3歳上・ダ1600m)は、高松亮騎乗の2番人気、ヒロシクン(せん6・岩手・佐藤雅彦)が快勝した。4馬身差の2着に1番人気のフジユージーン(牡4・岩手・瀬戸幸一)、3着にシンヨモギネス(牡7・岩手・櫻田康二)が入った。勝ちタイムは1:39.5(重)。

1着 ヒロシクン
高松亮騎手
「自分がやるべきレースは分かっていましたが、他にテンが速い馬もいましたしその辺は兼ね合い次第。馬のことを信じて、ヒロシクンならちゃんと行ってくれるだろうなと思って乗りました。序盤はフジユージーンの位置を確認しながらでもありましたが、自分のマイペースに持ち込むことができた。勝負所で迫ってきた時には、もちろん来るだろうなということは分かっていたから、相手に合わせるというよりは自分のリズムで、自分からペースを上げていくつもりでいました。久しぶりのフジユージーンとの直接対決でどうなるのかな?と思っていましたけど、強いヒロシクンを見せることができた。ヒロシクンにはホント頭が下がります。ヒロシクンはほんとにね、褒める所しか無いのでね。とにかく無事に、これからも一歩一歩、一緒に歩んでいければいいなと思ってます。まずは今日勝てたので、ゆっくり休んでほしいですね」

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佐藤師「次走はまだ考えてない」

佐藤雅彦調教師
「どういうレースをするかは高松騎手もよく分かっているでしょうから全部任せていました。いつも通り、出遅れないで先手を奪うことができたら結果は流れで付いてくるだろうから、ただフジユージーンがどこから来るか、それは鞍上も予想していたと思うので、そこもしっかり乗ってくれたなと。3~4コーナーあたりまで来たところでいけるかなと思いました。マーキュリーカップの疲れが残っていて厩舎に戻ってきたのが8月下旬。牧場でもしっかりケアしていてくれた分、ちょっとギリギリでしたが状態は問題なかった。ここを勝ててホッとしたし、良かったと思います。
次走については今はまだ考えていない。馬主さんと相談しながら決めたいと思っています」

ヒロシクン 37戦11勝
(せん6・岩手・佐藤雅彦)
父:ドレフォン
母:エスプリドパリ
母父:ハーツクライ
馬主:瀬谷隆雄
生産者:社台コーポレーション白老ファーム

【全着順】
1着 ヒロシクン
2着 フジユージーン
3着 シンヨモギネス
4着 ヘリオス
5着 ライアン
6着 スプラウティング
7着 レライタム
8着 サンエイコンドル
9着 マイネルアストリア
10着 ゼットセントラル
11着 ビッグタマテルーフ

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