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【仏プランスドランジュ賞】斉藤師「十分チャンスはある」クロワデュノール、いざ凱旋門賞へ
2025/9/15 20:15
現地9月14日、フランス・パリロンシャン競馬場で行われたプランスドランジュ賞(G3・芝2000m)で、日本ダービー馬のクロワデュノールが海外遠征初戦を勝利で飾った。重馬場も苦にせず、厳しい競馬を力の違いで凌いだ。凱旋門賞へ向けての第一関門を通過した。
1着 クロワデュノール
斉藤崇史調教師
「中間はなかなか馬の動きが良くなかった中で、きょうは良いところもたくさんあったと思いますし、上りやフォルスストレートなどを経験できたことについては収穫があったと思います。馬自身なかなか仕上がっていないところもありましたが、北村騎手も上手に乗ってくれたと思いますし、本番に向けても色々と出来るところがあると感じたところでした。この馬場もこなせましたし、スローペースでも対応できました。今回は前哨戦という感じの仕上がりではあったので、良い状態で凱旋門賞に向かえれば十分チャンスはあると思いますし、そうなるようにしたいと思います」
レース結果、詳細は下記のとおり。
現地9月14日、フランス・パリロンシャン競馬場で行われたプランスドランジュ賞(G3・芝2000m)に、日本のクロワデュノール(牡3・栗東・斉藤崇史)が北村友一騎手で参戦。横一線の追い比べの中、ラスト1ハロン付近から抜け出し、外から来たダリズとの追い比べをゴール前際どく凌いだ。勝ちタイムは2分11秒69。
馬体を合わせて入線
日本ダービー馬、クロワデュノールが凱旋門賞へ向けた前哨戦を勝利した。ゲートをきっちり出てゆったりとした展開の中でじっと我慢。3、4番手をに収まり機を伺った。フォルスストレートから徐々にペースは上がり、直線では外へ持ち出して激しい追い比べへ。じわじわと抜け出しにかかり、押し切るかと思われたところで外からフランスのダリズが襲いかかったが僅かに凌いでいた。
【全着順】
1着 クロワデュノール(日本)
2着 ダリズ
3着 ナフラーン
4着 ウスレッド
5着 ボルスター
6着 デュモネ
7着 デアリングプリンス
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