現地9月7日、フランス・パリロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞トライアル・フォワ賞（G2・芝2400m）は、日本から参戦したビザンチンドリームが鮮やかな差し切りを見せた。10月5日に行われる凱旋門賞（G1・芝2400m）へ向けて視界良好。2着には昨年凱旋門賞4着のソジーが入っており、益々期待の高まる結果を残した。

1着　ビザンチンドリーム
O.マーフィー騎手
「スタートで隣の馬と少し接触がありました。それでもすぐにリズム良く運べました。ペースは速くなく、ギュイヨンの後ろでじっくり進められました。直線では手応え十分で、いい内容でした。この馬は長距離も走れますし、実は切れる脚があるタイプ。今日は強い相手に勝ち切ってくれました。ただし良馬場が理想ですね。久々の実戦でしたが、馬体はふっくらして首差しも力強くなっていましたし、ここを叩いてさらに良くなるはずです。凱旋門賞に向けては、やはり馬場状態が最大のカギです。日本のファンの声援もたくさん届いて、本当に心強かったです」

　レース結果、詳細は下記のとおり。

　現地9月7日、フランス・パリロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞トライアル・フォワ賞（G2・芝2400m）に、日本のビザンチンドリーム（牡4・栗東・坂口智康）がO.マーフィー騎手で参戦。鮮やかな差し切りを決めて海外重賞2勝目をマークした。勝ちタイムは2分28秒32。