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【コリアカップ】矢野「理想通りの展開」TCKディクテオンが海外重賞初制覇

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2025/9/8 06:09

コリアカップ・ディクテオンと矢野貴之騎手 (C)NAR地方競馬全国協会

 9月7日、韓国・ソウル競馬場で行われたG3・コリアカップ(ダ1800m)は、TCK所属のディクテオンが豪快な差し切りを決めた。同馬は中央でデビュー後は交流重賞を3勝するなど活躍。その後、大井に転籍してから今年の川崎記念で2着など、能力衰えることなく結果を残していた。

1着 ディクテオン
矢野貴之騎手
「韓国で騎乗するのは3回目となりますが、このようなビッグレースで結果を出すことが出来てホッとしています。ファンの皆様の声援が力になりました。また韓国に来たいです! レースは少頭数で理想通りの展開、動きたいときにいけたのが勝因だと思います」

荒山勝徳調教師
「スタートしてからのポジション的には良いところに付けたと思いました。向正面から徐々に上がっていきましたが、届くかどうか少しヒヤリとしました。しかしジリジリと伸びてきたところでは力が入りました。(ディクテオンが)ゴール板を駆け抜けた瞬間は感慨深く、思わずウルっときて、涙をこらえてしまいました」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 現地9月7日、韓国・ソウル競馬場で行われたコリアカップ(G3・ダ1800m・1着賞金8億ウォン=約8500万円)に、日本からドゥラエレーデ(牡5・栗東・池添学)、ラムジェット(牡4・栗東・佐々木昌三)、ディクテオン(せん7・大井・荒山勝徳)が参戦。TCK所属の矢野貴之騎乗、ディクテオンが豪快に差し切った。

【写真】TCKディクテオンが海外重賞初制覇…コリアカップ

矢野貴之の好騎乗

コリアカップ・ディクテオンと矢野貴之騎手 (C)NAR地方競馬全国協会

 直線では大外から一頭、勢いよく追い込んで来たのがTCKのディクテオンだった。レース前半は後方から促しながらの追走で、徐々に先団を視野に。勝負どころでも早めに手が動き出したが、直線での差し脚は確かなものだった。大外から一歩ずつ詰め寄り、先に抜け出した香港馬を猛追。豪快な差し切りが決まった。

ディクテオン 30戦10勝
(せん7・大井・荒山勝徳)
父:キングカメハメハ
母:メーデイア
母父:キングヘイロー
馬主:G1レーシング
生産者:追分ファーム

【全着順】
1着 ディクテオン(日本)
2着 チェンチェングローリー(香港)
3着 ラムジェット(日本)
4着 スピードヤング(韓国)
5着 ドゥラエレーデ(日本)
6着 サクセスベクパ(韓国)
7着 ギャラクシーロード(韓国)
8着 グレートウィナー(韓国)
9着 トゥオニバンソク(韓国)
10着 サムシングロスト(韓国)
11着 スターマッタ(韓国)

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