競馬ニュース
【英インターナショナルS】戸崎「作戦通り行けなかった」…ダノンデサイルは5着に敗れる
2025/8/21 06:10
現地8月20日、イギリス・ヨーク競馬場で行われた英インターナショナルステークス(G1・芝2050m)に、日本から参戦したダノンデサイル(牡4・栗東・安田翔伍)が戸崎圭太騎手で参戦。見せ場なく5着に敗れた。勝利したのはW.ビュイック騎乗のオンブズマン(牡4・J &T.ゴステン)。2着がドラクロワ(牡3・A.オブライエン)、3着には逃げ粘ったバーキャッスル(セ5・A.ファーブル)。
4番ゲートから出たダノンデサイルは好スタートを切って少頭数6頭立ての2番手へ。ラビット役を務めたバーキャッスルが大逃げを打つ展開に。ダノンデサイルは2番手集団の先頭で長い長い900mの直線まで運ぶと、直線の半ばまではしぶとく粘っていたが、徐々に失速。最後は5番手で入線でレースを終えた。ビュイック騎乗のオンブズマンは素晴らしい末脚を発揮してライバルを置き去りにした。
【動画】英インターナショナルSレース映像…ダノンデサイルは5着ビュイック「ダノンデサイルは強敵だと思っていた」

1着 オンブズマン
W.ビュイック騎手
「ペースメーカーが良い役目を果たしてくれました。プラン通りのレースでしたが、ダノンデサイルは強敵だと思っていました。道中はスムーズにレースが出来ました。ペースメーカーがいたので、ゴール前で素晴らしい脚を使うことが出来ました」
2着 ドラクロワ
A.オブライエン調教師
「ゴール前は良い脚を使ってくれましたがペースが速かったです。ゴステン調教師の競馬になりました。状態は良かったし、馬場もあまり向いてなかったと思います。思ったようなポジションではなかったし、前半から流れに乗れなかった感じです。凱旋門賞を目標にしたいと思います」
3着 バーキャッスル
R.ハヴリン
「後ろを引き離しているのは分かっていましたが、めちゃくちゃなペースではなかったと思います。直線に入ってひょっとしたら自分の馬もとは思いました」
安田師「特異なレースになってしまいました」

5着 ダノンデサイル
戸崎圭太騎手
「先生とも馬場を一緒に歩いて作戦を立てましたが、その作戦通りに行けませんでした。前に馬を置いて競馬を組み立てたかったです。馬の状態は良かったと思いますが、返し馬から興奮気味で本来の力を出せなかった原因の一つかなと思います。馬場は特に問題はなかったと思います。応援してくださった皆様には申し訳なかったです」
安田翔伍調教師
「特異なレースになってしまいました。逃げる形にもなりつつ、前を追いかけて、中々リラックスするところがなかったです。ラビットを用意してきた陣営に対して、そういうレースになることも考えられたので、この結果をしっかり受け止めて今後に活かしたいです」

コメントを書く