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【盛岡・ジュニアグランプリ】セイクリスティーナ堂々のV…岩手牝馬路線の主役へ
2025/8/20 06:06
8月19日、盛岡競馬場で行われた10R・ジュニアグランプリ(M1・2歳・芝1600m)は、山本聡哉騎乗の1番人気、セイクリスティーナ(牝2・岩手・佐々木由則)が勝利した。1/2馬身差の2着にトゥーナスタディ(牡2・岩手・齋藤雄一)、3着にイタズラベガ(牝2・岩手・菅原勲)が入った。勝ちタイムは1:41.7(良)。
2番人気で吉原寛人騎乗、ブルーメンガルテン(牡2・北海道・角川秀樹)は、4着敗退。
1着 セイクリスティーナ
山本聡哉騎手
「返し馬の時からちょっとテンションが高いなと感じていたので気をつけていたのですが、ゲートでも落ち着かなくてヒヤッとしました。序盤の位置は理想的な場所がとれたのですが、スローで団子になってちょっと窮屈な感じではありました。調教で乗った時に凄く具合が良くて、その分レースではちょっとかかりそうだなと思っていたので前に馬を置きたいなと考えていた。3番手を獲りに行った分でちょっとムキになっちゃったのかな。ただ、道中はイタズラベガの後ろなら信頼できると思っていたので直線まではそこで我慢しようと。手応えが良かったですし、狭いところにも行ける馬ですから直線は迷わず内に。交わせるなとは感じましたが前の二頭も良い脚を使っていたので最後まで油断はできなかったですね。二戦目のダートで勝った時から良いところまで行く馬だな、牝馬路線なら多分この馬が一番だなと感じていました。今日はジュニアグランプリを勝ちましたけれど、今後も、岩手を代表するような馬になってくれると思います」
佐々木師「疲れをケアしてあげたい」

佐々木由則調教師
「注文を付けるジョッキーではないのでどう乗るかは任せる、ただ良いスタートを切ったら前目に付けていってほしいという話をしていました。ゲートで元気が良すぎて心配しましたがうまく出てくれましたね。遠征馬がどこから動いてくるか?は気にしていましたが、こちらの馬もレースが分かっている。前走もそうでしたが今回も良いレースをしてくれたと思います。今日みたいにちょっとテンションが上がってしまうことはまだあるだろうから、そこはこれから勉強して直していかないといけない部分。ただ、春先はゲートに入ることも嫌がる馬だったのをじっくり直してきましたし、これからも覚えてくれるだろうと思います。この先は遠征も考えてみないことはない。ただ今はひと息入れて、疲れをケアしてあげたいですね」
セイクリスティーナ 4戦3勝
(牝2・岩手・佐々木由則)
父:タリスマニック
母:グロワールポン
母父:オルフェーヴル
馬主:金田成基
生産者:T.Mファーム
【全着順】
1着 セイクリスティーナ
2着 トゥーナスタディ
3着 イタズラベガ
4着 ブルーメンガルテン
5着 ナッツナッツ
6着 クラウニングカップ
7着 ジュエルレジーナ
8着 ベイビーザロック
9着 ラブコラージェン
10着 レヨンドルミエール
11着 ベネフィシオス
12着 インフェルレーヴ
13着 ユウユウロゼッタ
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