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【大井・黒潮盃】笹川翼が師匠と掴んだ重賞V…マウンテンローレルで快勝
2025/8/14 06:10
8月13日、大井競馬場で行われた11R・黒潮盃(S3・3歳・ダ1800m)は、笹川翼騎乗の3番人気、マウンテンローレル(牡3・大井・福田真広)が勝利した。3/4馬身差の2着にセイエイ(牡3・大井・的場直之)、3着に1番人気のミクニサンビーム(牡3・大井・藤田輝信)が入った。勝ちタイムは1:53.1(稍重)。
2番人気で吉井章騎乗、ユウユウスキー(牡3・大井・阪本一栄)は、4着敗退。
【写真】マウンテンローレルで快勝…黒潮盃福田師「中央馬に勝ちにいきたい」

1着 マウンテンローレル
笹川翼騎手
「デビュー当時から素質はあると感じていましたが、当時はまだ馬体の成長が追いついていない印象でした。今日は久々の騎乗でしたが、心身ともに成長していて、「これならやれるんじゃないか」という手応えがありました。無事にレースを終えて、ホッとしています。特に位置は決めていなかったので、スタート次第かなと思っていました。スタートもうまく出てくれたので、こちらとしては競馬がしやすかったです。陣営の皆さんも一生懸命仕上げてくださり、「これで負けたら仕方ない」という気持ちで騎乗しました。馬のリズムを崩さないよう意識して、外から強い馬が来ていましたが、この馬のしぶとさを活かすことができました。最後までよく頑張ってくれたと思います。(直線の乗り味は)「大丈夫だな」と思える手応えでした。あとはもう、早くゴールが来てくれ、と祈る気持ちでした。久々に乗せてもらいましたが、馬体の成長もみられて、これからもっと良い成績を残せる馬だと思います。僕自身もその成長に負けないよう頑張りたいと思います。師匠である福田厩舎の馬で、こうして一緒に重賞を勝つことができて、個人的にも本当に嬉しいです。これからも応援よろしくお願いします。ありがとうございました」
福田真広調教師
「笹川騎手と勝ったことが素直に嬉しいです。デビュー前から一緒にご飯を食べたり、馬について話していたので、やっと大きなタイトルを一緒に取れてすごく嬉しかったです。思ったよりもペースが落ち着いて前の位置を取れていたので、3、4コーナーを通過する頃には、大丈夫だと思っていました。まだまだ未完成で、完成度としては6割程度なので、秋や来年は中央馬に勝ちにいきたいと思います。(次走の予定は)まずは馬の状態を見て、この後は戸塚記念に向かうなり、一息入れるなり、よく考えたいと思います。東京ダービーへの出走権を取りながら出走できなかったので、ここでタイトルを取れて良かったと思います。来年はもっと大きいタイトルを取れるように頑張りますので、よろしくお願いいたします」
マウンテンローレル 8戦6勝
(牡3・大井・福田真広)
父:ヘニーヒューズ
母:ハマナス
母父:キングカメハメハ
馬主:犬塚悠治郎
生産者:オリエント牧場
【全着順】
1着 マウンテンローレル
2着 セイエイ
3着 ミクニサンビーム
4着 ユウユウスキー
5着 ドナギニー
6着 プレミアムハンド
7着 ヤマノアシオト
8着 ヨシノダイセン
9着 フレンドローマ
10着 アレンパ
11着 コスタデラルス
12着 ランベリー
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