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【海外競馬】イギリスの名牝フォールンエンジェル、3年連続G1制覇!ロートシルト賞を逃げ切りV
2025/8/7 06:10
8月3日、フランス・ドーヴィル競馬場で行われたG1・ロートシルト賞(芝1600m)は、イギリス調教馬フォールンエンジェル(牝4・Kバーク)が優勝。開幕を迎えた「ドーヴィル・バリエール開催」の初日において、貫録の走りで今年最初のG1タイトルを手にした。
レースはスタートからフォールンエンジェルが果敢に先手を奪う展開。馬場の真ん中を通ってリードを保ち、直線ではスタンド側の一団に控えていたアイルランドのジャニュアリー(牝3・A.オブライエン)が進路を切り替え、鞍上C.スミヨン騎手のGOサインで一気に先団へと迫った。
【動画】イギリスの名牝が逃げ切る…ロートシルト賞人気のジャニュアリーが2着
残り500mで本格的な追い比べがスタート。フォールンエンジェルに騎乗したD.タドホープ騎手は、粘り強く手応えを保ち、ゴール寸前の激戦をわずかに制してみせた。2着はジャニュアリー、3着にはフランスのスタートオブデイ(牝4・C.ヘッド)が入った。
フォールンエンジェルはこれで2歳(2023年モイグレアスタッドS)、3歳(2024年アイリッシュ1000ギニー)、そして4歳(2025年ロートシルト賞)と、3年連続でG1制覇を達成。Wathnan Racing(カタール首長タミーム・ビン・ハマド・アール=サーニ殿下のレーシングオペレーション)の勝負服で、名牝街道をまっしぐらに突き進んでいる。
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